出版社内容情報
世界の作家・批評家の言辞を通して〈文学〉の弱体化をもたらしたのは何かを問い、文学の本質を再確認するとともに、文学言語の必要性とその復権への可能性を探る。
内容説明
文学の本質を再確認し、文学言語の必要性とその復権への可能性を探る。
目次
序章―文学の受容の現状
1 「文学」の弱体化
2 欧米圏外からの発言
3 作品の創造に作者はどう関わるか
4 文学言語と他の言説の差異
終章 文学復権への道
補論―幾つかの作品の読みを巡って
著者等紹介
山形和美[ヤマガタカズミ]
1934年生まれ。東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。文学博士(筑波大学)。筑波大学名誉教授。聖学院大学大学院教授(アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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