• ポイントキャンペーン

日本大神楽事典

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 171p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779111877
  • NDC分類 386.8
  • Cコード C0076

出版社内容情報

神社に参詣に来られない氏子のために、神官が獅子舞を連れて各家をお祓いして廻ったのが大神楽の始まりだ。いまでは家内安全・開運招福などの厄祓い、おめでたい席での芸として親しまれ、無形民俗文化財にも指定され、その価値を認められている。東日本に「江戸太神楽」と「水戸大神楽」があり、西日本に「伊勢大神楽」がある。明治維新後、地方の大神楽師が続々と東京に出て寄席などで活躍したが、一方、本来の江戸太神楽の人たちが少なくなってしまい大正・昭和期には地方の大神楽師のほうが江戸太神楽師よりも多くなって芸や符牒が混乱してしまった。そこで、「伊勢」「江戸」「水戸」三流派の大神楽に関する芸能・芸態・符牒・歴史を一冊に纏めたいという著者の強い一念が、「舞」「曲芸」「話芸」「鳴り物」などの庶民の芸能史の事典として結実した。《大神楽の素晴らしさを後世に伝えること。それが私の使命です!》

内容説明

「見聞きした事実以外は書いておりません」と著者・勝蔵親方が言うように、若かりしころからこつこつと聞き集めた「大神楽」に関する項目を網羅。現在、伝承されている大神楽の三大流派である「伊勢大神楽」「江戸太神楽」「水戸大神楽」の芸能・芸態・符牒・歴史などの違いを、大神楽の立場から一冊に纏めた画期的な事典。

目次

相生茶碗の曲
相生比翼の毬
あいことば
挨拶
会津大神楽
相手毬
間払い
明石十太夫
明石重太夫
明かり〔ほか〕

著者等紹介

柳貴家勝蔵[ヤナギヤカツゾウ]
茨城県水戸市生まれ。父は二代目柳貴家正楽。ものごころついたときから大神楽の芸を仕込まれ、学業を終え、15歳で正式に大神楽師となる。水戸藩徳川家御用神楽15代家元(水戸大神楽総本家家元)。日本大神楽協会副会長。茨城県太神楽協会第6代会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品