ヴォワイヤージュ―私の旅、闘病、キャンパス、そして家族

ヴォワイヤージュ―私の旅、闘病、キャンパス、そして家族

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  • サイズ B6判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779111747
  • NDC分類 916
  • Cコード C0094

出版社内容情報

乳房を全摘して再建します――」フランス人医師の言葉は、抑揚のない通訳の言葉を介して伝えられた。32歳。夫の赴任先パリでのことだった。がんとの闘い、人生再建の“旅”が始まった。
東京での手術、術後の平穏な日々……、夢であった大学への入学を果たし、新しい未来への可能性を求めて一年、「腫瘍マーカーの数値が、上がっています……」と再発を告げられる。
「……ある日、いつものように病院の廊下をリニアック(放射線)室に向かっていると、視界が狭まったよう感じがして足元がふらついた。
右目視野欠損――紛れもない「脳転移」の症状が現われたのだ。」

内容説明

「乳房を全摘して再建します―」フランス人医師の言葉は、抑揚のない通訳の言葉を介して伝えられた。32歳。がんとの闘い、人生再建の“旅”が始まった。

目次

序章 真夜中のスコール
第2章 スズランの花束
第3章 生活の質
第4章 パリ祭の花火
第5章 変わらない風景
第6章 季節はずれの地中海
第7章 氷瀑が崩れ落ちた後に
第8章 タンペット
第9章 退学旅行
終章 天国に一番近い島

著者等紹介

橋本衣代[ハシモトキヌヨ]
1965年、茨城県生まれ。立教大学観光学部中退。米国アイオワシティ、パリなどでの生活を経て、現在、埼玉県在住、40歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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