ドゥルーズを「活用」する!―自分で考える「道具」としての哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779110566
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0310

出版社内容情報

★思想の解説ではなく、実際に思想を使うとはどういうことか、本書で実践。
★「此性」「強度」「差異」…などの概念が、生きるための糧となる。
★難解でなる『差異と反復』『アンチ・オイディプス』他も愛読書に。
〈活用〉するという言葉は、他の誰よりもドゥルーズの思想にこそ相応しい。概念は、世界の彩りを変え、人の生を変化させる道具である。

目次

概念(思考の道具)を使用すること
第1部 われわれの時代の哲学に向けて(此性と強度;差異と特異性;器官なき身体と強度的な夜の記憶;欲望する生産と出自資本;反生産と愚行の還流)
第2部 われわれの生存の哲学に向けて(現実の創造―シネマとフィクションの力;折り目(襞)
仮面、地図、生成変化
差異の反復)

著者等紹介

澤野雅樹[サワノマサキ]
1960年埼玉県生まれ。明治学院大学教授。専攻は社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

84
題名から借りる。難解とされる思想家の入門書。「強度」「差異」「器官なき身体」「地図」などの概念を生活の実感などに即した例をあげて説明していく。ただ納得するだけでなく、活用するのだと。引用はあまりなく、著者の体験からの例に納得。此生、音楽や料理の実感、これだ!という感覚についてに唸る。まったくの初学者よりも、ちょっと齧って頭を捻ったことのある人におすすめ。やはり大したものだと感心。中古本でもちょっと高価なのに驚く。なんとか手に入れたい。2020/10/30

harass

75
中古が高いので借りた本自体をコピーした。器官なき身体について。『自分の身体を神の創造から奪還すること。出生の事実を両親の性交と母親による出産から奪還すること。ひいては社会的再生産を司る一切の組織や機関から決別して、身体それ自体の自己をゼロから構築すること。そして、完全無欠な身体を作り上げ、それを砂嵐の吹きすさぶ荒涼とした大地に屹立させること』2020/11/13

どらがあんこ

10
ドゥルーズの概念を使って書くことによって構図を何度も引き出し、またそこに懐疑の眼差しを向けることで、イマージュが流れてゆく。熱量があって楽しめる本でした。2018/12/26

gu

5
感動的で「実用的」な入門書。実際に哲学することはこの本を読んで感じるほど優しくも易しくもないのだろうけど。いい加減ドゥルーズ読みます。2019/02/09

N.H

3
題されたように、ドゥルーズの哲学をいかに活用するかという観点から書かれた本。何よりも、体感すること。哲学とは人生論でなければならぬと、改めて思い知らされる。例えば、ニーチェの永劫回帰は科学的根拠があるわけでも、信仰の対象としてあるわけでもない。ただひとつ、「もし同じ人生が繰り返されるとしたら?」という問いを私たちに投げかける。それはドゥルーズの言葉で言えば「差異の反復」である。両者とも、その思想を真っ向から捉えんとすれば心が痛い。しかしそれゆえに、彼らの哲学は私たちの人生にとって「よい」ものなのだ。2014/02/14

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