出版社内容情報
小説、随筆にあらわれた帝都東京ほか全国の都市、風土を散歩しながら言葉のトレーニング。太宰治=津軽、芥川龍之介=両国、泉鏡花=神楽坂、島崎藤村=木曾、堀辰雄=軽井沢、織田作之助=法善寺横丁、北原白秋=柳川、横光利一=上海他【2色刷】
内容説明
帝都東京「名作の街角」に遊び日本全国「ご当地」文学の舞台を訪ねる。漢字と名文を味わいながらの「旅」をしませんか。
目次
1 帝都東京、名作の街角(芥川龍之介『本所両国』;木下杢太郎『パンの会の回想』;岡本かの子『河明り』;武田麟太郎『日本三文オペラ』;樋口一葉『大つごもり』 ほか)
2 日本全国、名作への旅(石川啄木『初めて見たる小樽』;太宰治『津軽』;北村透谷『松島に於て芭蕉翁を読む』;押川春浪『本州横断癇癪徒歩旅行』;長塚節『土』 ほか)
著者等紹介
斎木徹志[サイキテツシ]
1982年、明治大学政治学科卒。専攻は都市政策。「コミュニティ形成と住居景観に関する東京下町のケーススタディ」。出版社勤務を経て、出版関連業務のプロデューサーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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