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内容説明
将来秋篠宮家の親王が天皇に即位すると1428年以来四度目の宮家からの皇位継承となる。天皇の直系に男子不在の際には宮家から天皇を出してきた。その宮家も秋篠宮家の親王が最後の男子であり消滅の危機にある。このままでは皇統断絶に繋がりかねない。世界に誇れる日本の伝統が崩れるばかりか平和をも揺るがすこの大問題について、すべての日本人は急ぎ論議を尽くす必要がある。
目次
第1章 「万世一系」は歴史的英知の賜物(実在としての天照大神;神武天皇と崇神天皇、すなわち天皇の始まり;古墳・遺跡に残る倭王の姿;「万世一系」への思いが生んだ継体天皇)
第2章 世界の王位継承の実際(フランス―受け継がれるカペー朝の精神;イギリス―簒奪の連鎖が生む知恵;中国―禅譲か簒奪か、統一か乱立か)
第3章 日本の皇位継承の考察(有力豪族から皇位を推挙された時代;律令の下での皇位継承の時代;摂関制の下での皇位継承の時代;院政の下での皇位継承の時代;伏見宮家による皇位継承と永世宮家=世襲親王家の創立の時代;まとめと提言)
著者等紹介
平宏[タイラヒロシ]
1956年、北海道に生まれる。東北大学卒。会社員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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