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内容説明
大相撲は競技として伝統芸能として、そして神事として、日本の伝統文化の重要な部分を占めている。だが、この伝統を頑なに守るだけでは、人気の維持は難しい。今後、更に発展させるためには、単に相撲を国際的なスポーツにすることではなく、伝統を守りながらも大胆な改革が必要だと説く。本書を通読すれば角界の豊富な知識が得られ、相撲見物が一層楽しくなること請け合いである。
目次
八百長相撲はないということ
相撲のある懐かしい情景
様式美とバランス感覚
相撲部屋の変遷
竜虎相打つ―切磋琢磨の仕組み
四肢名の不思議と面白さ
異能力士、美男力士
外国出身力士に対する編見
伝家の宝刀―決め技と決まり手
猛稽古が支える特殊社会
横綱の評価―双葉山、若乃花、玉の海
貴乃花
大相撲改革のために
日本人力士へのエール
著者等紹介
橋本強司[ハシモトツヨシ]
1949年東京生まれ。1972年東京大学工学部建築学科卒。米国南カリフォルニア大学で修士(環境工学)、コーネル大学でPh.D.(水資源計画、経済、オペレーションズ・リサーチ)取得。現在、(株)レックス・インターナショナル代表取締役。2001年より学習院大学経済学部非常勤講師。専門分野は都市・地域開発、環境、組織・制度、水資源管理、プロジェクト経済他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。