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内容説明
中国はなぜ、執拗に尖閣諸島を狙うのか。中国はなぜ、苛立ち、焦るのか。私たちの知らないところで、中国の沖縄略奪のシナリオは着々と進んでいる。このままでは尖閣諸島は、10年以内にほぼ確実に中国の手に落ちる。今後、日本は国としてどう対処すべきなのか。迫りくる中国の脅威と、かつてないほどの日本の危機的な状況を、沖縄問題を熟知するジャーナリストが明らかにする。
目次
第1章 すでに70%完了している!?中国の沖縄略奪計画
第2章 つぎつぎと伸びてくる侵攻の触手
第3章 中国はなぜ執拗に沖縄を手に入れたがるのか?
第4章 習近平に操られる沖縄の親中派
第5章 沖縄戦後史のウソ
第6章 知られざる沖縄の“親中”ぶり
第7章 中国が沖縄・南西諸島を占領する日―日本は“今”何をすべきか?
著者等紹介
惠隆之介[メグミリュウノスケ]
拓殖大学客員教授、シンクタンク「沖縄・尖閣を守る実行委員会」代表。昭和29(1954)年沖縄コザ市生まれ。昭和53(1978)年防衛大学校管理学専攻コース卒業。海上自衛隊幹部候補生学校、世界一周遠洋航海を経て護衛艦隊勤務。昭和57(1982)年退官。その後、琉球銀行勤務。平成9(1997)年米国国務省プログラムにて国際金融、米国国防戦略等研修。現在、積極的な執筆、講演活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
jj
5
2013年刊。中国覇権主義を危惧する元自衛官の著。当時この話を聞いたとき、まさかと思ったが、尖閣のみならず、南沙諸島、チベット、ウィグルの状況が明らかになるにつれ、中国の覇権主義の実態を理解することが出来る。現在の米中貿易摩擦もこの世界の覇権争いが背景にあるという。また戦後沖縄史の概略の記載は簡潔で分かり易く、現在の米軍基地移設問題を複雑化している現状の理解に役立つ内容。2019/11/03
ja^2
5
長らく疑問に思っていた。米軍基地の県外移設や、果ては沖縄独立を主張する人達は、自分たちの置かれた地政学的な意味を理解しているのかについてである。▼本書を読んで、よく分かった。彼らは理解しているのである。私が思う以上に深く。当然だ。▼本当にそうした主張が県民の総意であるならば、やむを得ないではないか。それが即、かの国の併合や属国につながることを理解しているのならば。▼だが、こうした諦めこそが、あの国の思う壷なのだろう。これはもちろん沖縄だけの問題ではない。我が国、いや太平洋を取り巻く安全保障の問題なのだ。2013/11/10
ごえもん
4
私のような平和ボケ人間は、たまにはこうした危機感を正面から言ってくれる本がありがたいです。先日、沖縄県知事が米軍普天間基地の辺野古への移設に向けた政府の埋め立て申請を承認したばかり。国は、国防に係ることを知事の許可なくては自らの強い姿勢で臨めないのは確かに問題がある仕組みかもしれない。「在日米軍基地の75%が沖縄に集中のウソ」って言う話を読むと情報に流されている自分が本当おめでたい人間だと思う(笑)政府はおめでたくないように願うだけです。2013/12/29
モモのすけ
3
シビリアン・コントロールゆえに軍事の知識が必要だと思う。2013/09/02
このえ
2
本土に住む人間にはほとんど伝わらない、メディアが伝えない真実。読む前までは「まさかそんな」と思っていましたが、読むにつれて強い危機感を覚えます。2016/08/11
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