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内容説明
人は誰しも心で判断し、行動していると信じている。だが、たばこやギャンブルなどへの依存に代表されるように、脳は人の意思にかかわらず快楽をもたらし、心を支配する。脳活動をリアルタイムで計測、分析してわかった驚きの結果。快楽や妬みをもたらす脳の仕組みとは。気鋭の研究者が謎だらけの脳の世界を易しく解説する。
目次
第1章 「隣の芝生は青い」を科学する(「妬み」から、脳と心の関係を解き明かす;隣の芝生が青い理由 ほか)
第2章 他人の不幸は蜜の味(脳の基本的な構造と機能;脳科学が捉えた「妬み」という情動 ほか)
第3章 脳科学によって「心の動き」を分析する(fMRIとは何か;脳は社会生活のために進化した ほか)
第4章 時代とともに変わりゆく心の治療(多岐にわたる脳科学の研究分野;「病態モデル動物」による実験 ほか)
第5章 脳研究から人間がどこまで見えてきたのか(脳科学が私たちの価値観に与えるインパクト;精神科医はどう判断するのか ほか)
著者等紹介
高橋英彦[タカハシヒデヒコ]
1971年滋賀県生まれ。京都大学大学院医学研究科准教授、医学博士。97年東京医科歯科大学医学部卒業。2008年科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業さきがけ研究員、10年京都大学大学院医学研究科講師などを経て、11年より現職。12年第9回日本学術振興会賞を受賞。専門は精神医学、融合社会脳科学。情動・意思決定をfMRIなどによる脳内イメージングで分析・解明する研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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