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内容説明
核保有国と主張し、弾道ミサイルの能力増強を続ける北朝鮮。国際法の秩序とは相容れない独自の主張に基づき、力で現状の変更を企む中国。不透明な軍事開発、戦力増強を図る中朝に日本はどう立ち向かえばよいのか。日本防衛の要である「ミサイル防衛」、日米の防衛システム、各国が開発を推し進めてきたミサイル兵器の実態に迫る。
目次
第1章 北朝鮮ミサイル その恐るべき性能(ミサイルとは何か;元祖・弾道ミサイルV‐2 ほか)
第2章 弾道ミサイルをどう探知するか(北朝鮮が仕掛ける心理戦・情報戦;銀河3の発射手順・二〇一二年一二月 ほか)
第3章 日本は弾道ミサイルを迎撃できるか(核で核を潰せるか;弾道ミサイル迎撃の流れ ほか)
第4章 日本の防衛力VS北朝鮮・中国の脅威(いつ、何が発射されるのか;「拡大抑止」と「核の傘」 ほか)
著者等紹介
能勢伸之[ノセノブユキ]
1958(昭和33)年京都市生まれ。フジテレビ解説委員。早稲田大学第一文学部卒。報道局勤務、防衛問題担当が長く、1999年コソボ紛争をベオグラードとNATO本部の双方で取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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おっくー
7
興味のある内容で授業に関係あるので購入した。ここまで詳しく書いてあるとは思わなかった。しかし、授業では更に深いことを勉強できた。この本を読んで、楽しめる私は変態だと思いました。問題は山積みです。複数のミサイル攻撃や多弾頭型、指揮系統、情報の入手。2015/01/18
モモのすけ
4
北朝鮮侮れんな。「敵基地攻撃能力の保有」は検討しておいた方がいいと思う。2013/09/10
Yasuhisa Ogura
0
北朝鮮の弾道ミサイルと、それから日本を防衛するためのミサイル防衛について解説したもの。例え話として、AKBなんかを無理に挟んでくるのは気になる・・・それはさておき、ミサイル防衛には、かなり高度な技術が必要であること、現在の技術でも弾道ミサイルから完全に防衛することは不可能だということ、さらには、日本は米国にかなり依存しており、独自で防衛することは不可能だということが分かった。しかし、そもそも、米国の同盟国である日本に対して弾道ミサイルを使用する国なんてあるのだろうか?2014/12/22