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内容説明
福島原発事故から1年半が経ったが、いまだに事故は収束していない。放射性物質の放出は続き、ガレキ処理はままならず、避難者の帰還のめども立っていない。多くの作業員が被曝覚悟で事故処理に当たる中、政府は大飯原発再稼働を強行。40年以上にわたり原子力に反対してきた著者が事故の風化を警告し、改めて原発の危険性を説き、原発ゼロ社会実現への思念を綴った反原発論。
目次
第1章 大飯原発再稼働は「破滅」への道(再稼働してしまった大飯原発;関西広域連合はなぜ、腰砕けになったのか ほか)
第2章 忘れてはならない放射能汚染の恐ろしさ(放射性物質は確実に人体を蝕む;日本中の人々が毎日被曝している ほか)
第3章 福島第一原発事故は人災だった(引き金をひいたのは「地震」か「津波」か;検証(1)二号機の圧力抑制室は、地震で大きな損傷を受けていた? ほか)
第4章 原子力ムラの犯罪(『グスコーブドリの伝記』に見る科学者の姿;忘れ得ぬ人々 ほか)
第5章 「原発ゼロ」社会に向かって(再稼働に反対する人々の力;それぞれが生き方を選択する時代 ほか)
著者等紹介
小出裕章[コイデヒロアキ]
1949年、東京生まれ。京都大学原子炉実験所助教。1968年、原子力の平和利用に夢を抱いて東北大学工学部原子核工学科に入学。1970年、女川での反原発集会への参加を機に、原発をやめさせるために原子力の研究を続けることを決意。1974年、東北大学大学院工学研究科修士課程修了(原子核工学)。専門は放射線計測、原子力安全(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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