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内容説明
「無縁社会」という言葉が、流行語にもなっている昨今。貧困を救うはずのセーフティネットは機能せず、自殺者が減らない状況は一向に改善しない。いきすぎた資本主義が地縁・血縁を断ち切り、孤独な個人だけが存在する社会で、お寺の存在が救世主になりえる可能性を探る。
目次
第1章 仏教の社会的活動の歴史と現代のお寺への想い(仏教伝来;中世における仏教の社会的活動 ほか)
第2章 人びとに寄り添う都市のお寺(自殺対策に取り組むお寺(芝・安楽寺)
路上生活者に寄り添うお寺(清川・光照院) ほか)
第3章 エンタメで明るく開かれたお寺(地域のコアとして愛されるお寺(神楽坂・善国寺)
人びとに出会いと感動の場を提供するお寺(牛込・経王寺) ほか)
第4章 緑の保全に寄与するお寺の空間(文京区におけるお寺の緑地;黐の木によって戦災から守られたお寺(向丘・願行寺) ほか)
第5章 持続可能な社会づくりに向けたお寺のあり方(都市におけるお寺とコミュニティ;都市のお寺と公益性について ほか)
著者等紹介
北川順也[キタガワジュンヤ]
1947年、東京都生まれ。大正大学大学院修士課程修了。浄土宗開教使としてロスアンジェルスの浄土宗北米別院に勤務後、私立学校法人本部事務局勤務。現在は仕事のかたわら法政大学大学院環境マネジメント研究科にて「持続可能な社会とお寺」について研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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