内容説明
高校二年生の冬、目を開けること、手足を動かすこと、声を出すこと、そんな当たり前のことができなくなった。風呂に入ることができないので、頭はフケだらけ、顔色は青白くなり、表情も乏しくなった。学校に行こうとする度に、吐き続けてしまう日々。何もかも分からないまま、不登校になり、布団の上から空を眺め続ける日々が始まった―。
目次
第1章 不登校の夜(「行かない」と「行けない」;不登校の始まり ほか)
第2章 不登校の夜明け(進級;山 ほか)
第3章 病院(通院;セカンドオピニオン ほか)
第4章 振り返ると(本を書いた動機;不登校はいけないことか? ほか)
著者等紹介
三浦真弥[ミウラマサヤ]
1993年秋田県生まれ。現在、秋田県内の大学に在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007
9
図書館で偶然目にして、手に取った。読み進めるうちに、自分自身の体験を書いたものであることが。不登校がテーマではあるが、読み方次第では、拡がりのある内容だと理解。たとえば、ウツ病とか適応障害とかで出社できない社員として考えてみてもいいと思う。もちろん、単一的にパターン化はできない(本文でも書かれている)が、とても参考になる部分がある。寄り添うこと自体が大切で、それができる人がいるいないで、随分違うということ。時間をかけることを厭わないことなどなど。今後も考えていくしかない。2014/08/17
天城春香
0
私は不登校しなかった。そして学校へ通い続けたことを後悔している。2014/11/27
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