内容説明
二千年脈々と続く物部石上家に渦巻く官能と陰謀。三女菊理はその美しき躰を蛇に捧げ、石上三姉妹に絡みつく情念と嫉妬を祓っていく。日本祭祀の深遠を描いた異色の長編歴史ファンタジー、堂々の開幕!
著者等紹介
吉森由知[ヨシモリユイチ]
昭和38年北海道二海郡八雲町生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いくっち@読書リハビリ中
3
3年の修業で蛇神との神人合体を成した物部の姫が欲望のままに近づく男たちの精を搾り取る!2014/07/07
みゃお
2
とりかかりは、漢字の使い方などから時代物かと思えた。 慣れてくると 独特の雰囲気が、味わいに変わってきた。 女系一族が、太古より国を支えてきたという発想は、面白い. 2022/10/20
ぽぽんた
2
4/4 あれ?続きがあるの?って終わり方。読み始めは、慣れない言い回しや漢字に手こずったけど、慣れてからは不思議とぐいぐい読めていった。2015/04/09