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内容説明
1966年、アマゾン流域の密林に、一人の若き画家が降り立った。そこは鳥が歌い、動物たちが戯れ、草花が囁く、インディオの集落。自然と生き、自然を畏れ、自然と一体となって生きる彼らとの暮らしの中での体験が、画家を「聖書」へと導いた。永遠のテーマとの30余年の格闘の末に到達した極地。旧約聖書、新約聖書の世界を、圧倒的な色彩と構図で表現した油彩・リトグラフ100点収録。
著者等紹介
田畑弘[タバタヒロシ]
画家。1929年富山県高岡市生まれ。富山大学で美術を専攻。五箇山で小学校教師をしながら絵の勉強を続ける。51年、棟方志功の勧めにより上京。63年、フランス留学。66年、アルゼンチンを経てブラジルへ。インディオ保護局の許可を得てアマゾン・シングー地域に度々入り、原住民と生活を共にする。帰国後、アマゾンの人と自然を題材に作品を発表。72年、アマゾンでの体験をきっかけに洗礼を受け、聖書を題材にした作品の制作に取り組む。絵画グループ「真樹会」を主宰し、後進の育成にも力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。