内容説明
冗談と本気の狭間で怪しく躍動する麺々(面々)が、誰もが予想しなかったムーブメントを巻き起こす!!初代B‐1グランプリでチャンピオンの栄冠に輝いた「町おこしの先駆者」の快進撃の秘密とは。
著者等紹介
高橋政光[タカハシマサミツ]
1943年山形県上山市生まれ。静岡県富士宮市在住。都留文科大学卒業。静岡県立高校教諭、富士常葉大学非常勤講師を経て、執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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to boy
25
地域活性化の一つとして富士宮焼きそばを全国に広めた活動をもとにしたフィクションですが、ノンフィクションと言ってもいいくらいの内容。B-1グランプリは知っていましたが、そこに至るまでこんな活動があったなんて知りませんでした。何より地元愛と、活動を楽しむという姿勢がよかったんですね。そうです、なんでも楽しまなくっちゃ ということです。2017/07/05
fukui42
3
図書館の「食特集」で。細部はフィクション、とあったけど。この熱量は本物。はっちゃけるぐらいの人が中心となって、ダジャレでもいいアイディアを出していく。いいよねえ。一気に読んだ。ヤキソバ食べたい〜。2023/12/13
コオロ
2
「ここは本当にあったんだろうな」と「これはさすがにフィクションだな」と感じる塩梅が、朝ドラのノベライズのような味わいの町おこし小説。後半になるにつれ、矢車はギャグルマになったっきり戻ることはなかったな……。著者が山形県出身というのは個人的な注目ポイント。2023/02/17
hiro
0
どこまで本当なのかわからないけど、キャグセンスにただただ感心した。2015/03/12