内容説明
能楽の聖典とされる『風姿花伝』には猿楽の歴史が記されている。そこには、正史が語らない古代史の真実が秘められていた。そのひとつが謎の多い古代豪族として知られる秦氏の実像である。平安京建都を支えひっそりと歴史の闇に消えて行った秦氏を『風姿花伝』から検証していくと、秦氏のみならず古代の大事件の数々がこれまで信じられてきたものと全く違う様相を見せたのである。『風姿花伝』を芸能論ではなく歴史書として追究した画期的で痛快な書。
目次
第1章 封印された秦河勝
第2章 天鈿女命の舞と猿楽の起源
第3章 能「翁」に秘められた古代史
第4章 『風姿花伝』第四神儀云の検証
第5章 古代人を苦しめた疫病と六十六
第6章 気づかれなかった暗号
第7章 神になった秦河勝
著者等紹介
中村真弓[ナカムラマユミ]
昭和29年(1954年)11月生まれ。昭和52年(1977年)3月、東京大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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