内容説明
ある日、塾講師の孝介は弓道場で刑事に声をかけられた。弓道の師匠と五年前に失踪した女子高校生の関係を聞いてきたのだ。しかも、彼女が使っていた弓道用の手袋「ゆがけ」もいまだに発見されないという。孝介は、まさか亡くなった老師匠に限ってと、刑事の疑いを斬り捨てた。一年後、弓道場で男の右手と失踪した女子高校生のゆがけが発見され、新たな事件が起きた。まもなく、捜査本部から一人の警察官がやってきた。孝介の思い出したくない過去とともに…。汚れた記憶が解決の糸口なのか―長編ミステリィ。
著者等紹介
川合正人[カワイマサヒト]
1949年4月1日生まれ。学習塾経営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハル
3
事件の繋がりがすごいが、真実が明らかになっていってもなんだかすっきりしなく、もやっとするような…。終わり方のせいか後味もあまり良くないです。2013/06/25
いこたす
2
弓道をモチーフにしたミステリ 弓道を絡めて物語を書きたい気持ちは分かる。が、伏線の張り方がなんとも気持ち悪い。安土にアレを埋めた後に矢を放っていた感覚も理解出来ないし…2015/01/23
ちょこら
1
★★☆ 初読み作家さん。ストーリーはあまり好みじゃなかったが、文体や構成は嫌いじゃない。ほかの作品も読んでみようと思う。2017/06/22
chatarou
0
何か後味がよくない。2013/04/07
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- 和書
- カッパちゃぷちゃぷ