内容説明
明治時代には1日に何十トンもの漁獲高をあげ、莫大な富をもたらした鰊漁。だが、1932年の豊漁から60年間、鰊が北海道に春をもたらすことはなかった。鰊漁の終焉を見届けた著者が、そこに暮らした人々の姿を綴った回顧録。
目次
第1章 鰊場を受け継ぐ
第2章 鰊漁の季節到来
第3章 漁の始まり
第4章 一網千両の夢
第5章 鰊場に集まる人々と暮らし
第6章 過ぎ去りし繁栄の記憶
著者等紹介
葛間寛[クズマヒロシ]
大正9年北海道古宇郡泊村に生まれる。昭和18年中央大学専門部法科卒業。大蔵省(現財務省)部内(国税庁東京国税局など)に勤務。東京国税局所得税課長芝税務署長などを歴任。昭和51年より平成19年まで税理士事務所を開設していた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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