内容説明
謎の焼死体が浮かびあがらせた、闇の争奪戦。―中東地域戦争における兵士の不自然な死。誰もが不可解に思う兵士の死に、ある化学者が発明した超新技術の存在が浮上した。思わぬところでからみ合う二つの殺人事件が導くのは、国家レベルの陰謀だった。執拗に犯罪を繰り返す防衛省、外務省の高官に捜査で迫る、長編ミステリー。隠密捜査官シリーズ第2弾。
著者等紹介
冬野秀俊[フユノヒデトシ]
1949年生まれ。青森県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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むつこ
9
青森出身の作家さんだけど知らない名前だった。「隠密捜査官」シリーズ第2弾。青森なのに珍しく上北地方(十和田や三沢)が舞台。知っている土地だと空気感、言葉のニュアンスに多少の読みにくさもカバーできてしまい、面白いと思った。三沢は米軍基地が有名なため、警察モノなら都会に負けないぐらいストーリーができそう。ただ、主人公がしょっちゅう東京に行くのが気になった。2014/02/06
がしがし
0
盛り上がりがないような2012/07/15
elektrobank
0
とっかかりの事件はすごくそそられる感じだったのに、いったん置いといてみたいになって、そのまま違う流れになってってしまったな~。登場人物とか色々なことが途中から、しっかり読まないとわけわからんようになる。2011/10/25