内容説明
日米合併から14年後の2060年。日本人初のアメリカ合衆国大統領候補・黒澤次郎のもとに1通の脅迫状が届く。私立探偵・瀧岡隼は、カブキタウンで謎の老人から入手した情報をもとに捜査を開始。やがて隼は、日米合併の奥底に澱む深い闇へと入っていく…。
著者等紹介
ブラック,C.S.[ブラック,C.S.][Black,C.S.]
1964年、当時日本に駐在していた米国人の父と日本人の母の間に生まれる。幼いころを東京で過ごすが、高校の時、父母と共に米国に渡る。現在はシンガポールで暮らしながら、日本との間を頻繁に行き来しているビジネスマン。46歳
鬼塚弘[オニズカヒロシ]
1964年生まれ。現在、大手商社勤務中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GaGa
23
素人の思い出作りに付き合わされた感覚。感想は以上。2012/01/20
Yas
0
なさそうでありそうな、日本がアメリカの州の一つになっている未来。そこで起きた誘拐事件を軸に話は進む。テンポよく読みすすんでしまう1冊ではある。ただ、人物などの描写が、作者の読者への親切心なのか、とても詳細に説明しているのが、残念。もう少し、読み手が想像や妄想する楽しみを残して欲しかった。2011/10/29
septiembre
0
2060年日本はアメリカの51番目の州になっている。ジャパン州、天皇はエンペラーとして州のシンボル、公文書や学校の授業は英語。など設定は興味深いのだけどメインは大統領候補の娘誘拐。ジャパン州になる前後の混乱を楽しみたかった。2011/04/22