内容説明
介護の仕事をしながらたった一人で生きてきた彩。ある日、末期がんを患う雄吉の介護を依頼される。家族と離れ気ままに暮らす雄吉は美しく料理が得意な彩を気に入り、何とか自分のものにしたいという欲望を抱く。生活が苦しく介護の仕事を辞めようと考えていた彩だったが、あるできごとが彼女の生活を一変させる。
著者等紹介
西川三郎[ニシカワサブロウ]
1948年愛媛県生まれ。慶應義塾大学法学部を卒業し大手生命保険会社に入社。その後、中堅エンジニアリング会社で取締役企画室長、代表取締役専務を経て、1999年ジャパニアス株式会社を創業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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wakazukuri
1
単純な介護職にまつわる話かと思いきや、その美しい彼女が裕福な末期がん患者の老人を介護を担当。優しく職責を果たすが、老人は美しさに惹かれ、彼女は金に惹かれ、あれよあれよと展開。老人と彼女の性の絡みは辟易した。しかし、その後の展開が複雑そうに見せたいのだろうが、簡単に意外な展開になり、拍子抜けしたような感じだ。深みが足りなかったのはなぜだろう。2018/04/23
goodchoice
1
初読みの作者だが、どこかスリラーっぽくて途中まで楽しかったが、主人公が得た大金を、会社の専務が横取りするあたりから急につまらない展開になった。最後をもう少し工夫して欲しい。2017/12/04
夜猫
0
なんかいまいちすっきりしないというか、前半はしっかりしてるのに後半にいろいろ詰め込んだ感がします。視点がコロコロ変わるのでちょっと読みにくいと感じました。2012/08/18
おちゃめmama
0
介護職の女性が主人公の話。色々な欲が交錯する。ミステリーとしては少々物足りないが先が気になって読み進んだ。2012/06/01
nonnon
0
★★★☆☆2010/09/11




