内容説明
経済、環境、文化etc.ナマのアジアがみえてくる!APEC事務局員としてシンガポールに滞在していた著者が、肌で感じたアジア太平洋地域の姿とは。様々な人種が集う国際会議。開催地の歴史建造物や伝統行事。人々の思想や信念。すべてが気概と英知と活力に満ちていた。
目次
第1章 APEC―地域政策の空白を埋めるもの(国際機関で勤務してみたい;自由貿易政策推進の難しさ ほか)
第2章 APEC事務局―その素顔と国際会議の舞台裏(ヘン・ムイ・ケン・テラスで;APEC事務局の公用語 ほか)
第3章 アジア太平洋―私がめぐりあった人と国(アジア太平洋の国々をめぐって;仏像の光背が電気で光る・ミャンマー ほか)
第4章 シンガポール―文化、言語、宗教の坩堝で(多様性の国・シンガポール;文明と文化 ほか)
第5章 未来への提言―真のアジア太平洋のコミュニティを(アジア太平洋の発展のヴィジョンを;安定と安全、繁栄の達成へ ほか)
著者等紹介
服部崇[ハットリタカシ]
1967年、三重県生まれ。1991年、東京大学教養学部卒業、通商産業省(現・経済産業省)入省。ハーバード大学ケネディスクール公共政策修士、東京工業大学社会理工学研究科博士(学術)。現在、経済産業省大臣官房企画官(通商金融・金融システム担当)、経済産業研究所コンサルティングフェロー。2005年12月から2008年12月までAPEC事務局プログラム・ディレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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