内容説明
おいしいケーキに清潔な部屋。庭の手入れも欠かしません。だけど一人ぼっちだから、おばあさんはさびしい毎日です。ろばのパン屋さんのおかげで、お手製のケーキが評判になっておばあさんのまわりは急ににぎやかになります。そんなある日、孫のサエがやってきて、おばあさんと暮らすようになりました。やがておばあさんはサエにも、お菓子をつくるときと同じ、やさしい顔でほほえむようになるのです。
感想・レビュー
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そう
1
いつも文句ばっかり言ってるんだけど、憎めないおばあさんのお話。一人息子が出ていってからどんどん頑固で偏屈になったおばあさんなのだけど、いろんなきっかけがあって、孫のサエと住むようになって、少しづつほぐれていく。おばあさんはきっちりしていて働き者で、だからこそ人のやることに満足できなくてけちをつけちゃうんだね。近所の子ども達や若奥さんが、のんびり・おっとり・ほんわかとおばあちゃんに接しているのに、現実世界のこつというかヒントみたいなのがあると思ったよ。2009/09/17
