内容説明
骨折6か所、脳挫傷、見当識障害あり。闇の底から生還した僕を、オレンジがやさしく包んだ。ひとりで頑張ってきたけれど、車に撥ねられ障害を負った。障害を受けいれられずボロボロになったけれど、いつも仲間がいてくれた。おかしくて切なくて、心の奥がツンとする、ノンストップ・エンターテイメントノベル。
著者等紹介
朝丘大介[アサオカダイスケ]
1970年、神奈川県生まれ。『オレンジ病棟』が初の著書となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あー
16
育毛の話って、男の人と男の人をしっかりガッツリ繋げるんだなあ。内容は壮絶なんだけど、、、。2015/09/11
大福
1
43冊目、読了。 こんなにもハゲについて熱く語っているとは思わなかった。 交通事故の後遺症、高機能障害の認知度など描かれていることは笑えないのに、 ふむふむ。と読み進めることができた。 障害を受け入れる。なんて、自身がそうじゃないから、言えるんだろうね。 恥ずかしいことは、隠したり黙ったりしとけばいいけど、生活において支障が出るものは、伝えなければいけない。 プライドとの葛藤よ。相当だと思う。 カツラもやっぱり、バレるしね。 飛び降りるときは、頭に袋を被るのか。 あの口論が、結構ズシンと響いた。2023/02/18
nbv345
1
交通事故からの後遺症との闘いという、重いテーマでありながら、育毛との闘いと同時進行する笑いあり涙ありの作品。会話が多くさらっと読めました。2010/09/26
すの
1
すごく不思議な小説。北海道で交通事故に遭い、大怪我を負う主人公。長い入院のなかで、脳障害の後遺症も見つかり、しかし坦々と生きていく。やたら育毛や増毛の話が事細かに書かれるのだが、いったい何を訴えたい作品なのか不明。読みやすくリアリティーはあるのだが。2009/09/03
nanomin
0
もうしわけない。2口ほどいただいたが、残してしまいました。2016/11/19