内容説明
薬物中毒で精神病院に入院、15歳で単身上京、鬱病、結婚、DV(ドメスティックバイオレンス)、そして離婚…。書のキャリア8年ながら、海外の芸術賞を総なめにし、ヨーロッパでも高い評価を得ているアーティスト、鷲嵐。
目次
黒―服は黒色ばかりを選んだ子どもだった
抗―オプタリドンを常用し、精神病院に入院した
憂―プロポーズされて鬱になった
玉―キャッツアイは騙されない
喪―結婚、暴力、希死願望
逢―荼等嵐と出逢った
師―二十年ぶりの帰郷、そして書との出会い
友―友よ、安らかに眠れ
碧―はじめての海外 はじめての地に縁を感じる
生―ママを待っていた荼等嵐〔ほか〕
著者等紹介
鷲嵐[ジュラン]
一文字の書・アーティスト。1996年、書家・神畠寿郷師に入門。同年に第12回日本武道館書写書道大展覧会に出展し、銀賞を獲得。1998年に他界した師の遺志を継ぎ、海外の芸術展に積極的に出展。数多くの賞を獲得してきた。久しぶりの国内出展となった国際芸術交流展神戸’06では、奨励賞を受賞。8月には、国際芸術大賞展フランス’06で銅賞を獲得。文字に生命が宿るその作品は、国外で高い評価を得ている。現在、アーティストとして活躍する一方で、一文字の書専門のギャラリー「創書荼等嵐」を経営する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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