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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1959のコールマン
18
☆5。面白く読めた。ここにおさめられた文章はもともとムラマツフルートのメンバーズクラブで発行している雑誌「季刊ムラマツ」の2004年から2011年まで書かれた「超極私的演奏論」を元に加筆修正したもの。当のご本人は「聞きかじりの知識とともに他人さまの書いた書物を大いに曲解したうえ、好き勝手に書くので」と大いに謙遜している。が、元ネタを曲解もせず、手際よく分かりやすい文章で書かれていて、加えて常識的なクラシック音楽観をひっくり返すような内容もあり、十分に楽しめる。2019/06/06
どれみ
3
ピアノに対する、孤高だと思う気持ちの理由が分かった。選ばれなかった音たちによる、「沈黙の歌」を感じていたのかもしれない。余談だが、大学生の時、社会人になってから役立つ実学を優先してしまったことに羞恥を覚えた。真の学問の会得を優先すべきだったなと後悔。2023/11/13
コニコ@共楽
3
こちらの本、楽器を弾かれる方、音楽好きだけでなく楽しめる本です。音楽は静かに聴くものではなかったとか、絶対音感が実は全然絶対的なものじゃなかったとか、440Hzと決まって80年そこそこしか経ってないとか、通念を覆してくれる本です。わかりやすく書かれているので、若い学生でも手に取って楽しく読めるのではないでしょうか。 自分の音楽力が高まったかどうかはわかりませんが、楽器の練習する心構えは、この本を読むとおのずと変わってきますよ♪2012/06/01
Naomi
2
クラッシックの演奏者、指導者の立場から書かれたエッセイ(?) 「音楽用語の解釈を演奏家の立場から書いてほしい」とフルート屋さんから依頼されて書かれたそうです。 音楽に関する雑学が深いものからお気楽なものまで詰め込まれていて、興味深く読みました。音楽に携わる人にはおすすめします。2014/10/22
mikimikimini
1
エッセイ。練習曲やピアノに関する蘊蓄などが書かれていました。他にはないキーポイントが取り上げられていたので興味深かったです。2015/01/03