出版社内容情報
色町で生まれ育ち レンタルで商売を始め 時代の寵児になった二人――
江戸と令和 時代を超えて響きあう 成功と挫折の物語
増田宗昭、全国に広がるTSUTAYAフランチャイズ店、
SHIBUYA TSUTAYA、代官山 蔦屋書店など、
数々の企画を生み出した蔦屋書店創業者。
蔦屋重三郎、喜多川歌麿を育て、
山東京伝を世に出し、謎の絵師・東洲斎写楽をわずか
十ヶ月で時代の記憶に焼きつけた江戸の名版元。
当代きっての「企画マン」であり、
「人たらし」であり、「商売人」だった
二人の蔦屋の歩みをたどると、驚くほどシンクロする。
時代を超えた「二人の蔦屋」の物語を通して、
「文化を届けるとはどういうことか」という
本質的な問いに対する答えを探る。
【目次】