鬱くしき人々のうた―実録・閉鎖病棟

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鬱くしき人々のうた―実録・閉鎖病棟

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784778323127
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

内容説明

著者二十代の原点、精神科長期入院生活の裏側、生と死と愛と笑いの軌跡。

目次

コントミン
治験
診察
病室
隔離病棟
次郎さん
油絵
浪曲
虎造
おじいちゃん〔ほか〕

著者等紹介

卯月妙子[ウズキタエコ]
1971年12月30日生まれ。10歳より幻聴幻覚妄想が始まり、17歳で精神疾患を疑い受診、幻聴のことを言えず心臓神経症との診断を受ける。19歳より統合失調症の治療を開始する。20歳より夫の借金返済のため、AV女優、ストリッパー、ホステスなどをやりながら、SM雑誌等に漫画や挿絵、文筆の仕事を開始し、漫画家として活動を始める。その後、夫は自殺。閉鎖病棟への入退院歴7回。うち警察に保護を求めての措置入院2回。30代、舞台役者として活動。欧州、北米での公演を敢行。2004年、ストリップ劇場で首を切る事件を起こし3日間意識不明に陥る。2012年、歩道橋からの投身による顔面崩壊、片目失明の顛末を描いた『人間仮免中』(イースト・プレス)が話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

162
壮絶過ぎてレビューなど出来ない。卯月さん本作を執筆してくれてありがとう。仕上げてくれてありがとう。生きててくれてありがとう。あとがきが胸に沁みる。いつか『人間仮免中つづき』の続きが読めますように。2021/10/14

ゆいまある

118
何度も断筆し、完成が危ぶまれたこの作品、18年かけて完成。統合失調症当事者が、病気の真っ只中にありながら、入院生活を感情に飲み込まれず客観的に書く。それがどんなに困難な作業か。線の一本一本が血を吐く以上の思いで書かれたことが伺える。どんな辛い目にあっても誰のせいにもせず(その代わり自傷が派手)、全ての弱い人々に愛が降り注ぐ人間賛歌。障害を持ちながら生きていくことはこんなにも苦しい。だけどこの世はきっと生きていくに値する。(そう思いながらも卯月さんが再燃しないか今もハラハラしてる)。書いてくれてありがとう。2021/09/22

鱒子

78
企画モノ女優として有名な漫画家 卯月妙子さんのエッセイ漫画。時間としては「実録企画モノ」と「人間仮免中」の間の出来事ですね。本書は凄まじいところで終わっています。苦しいなぁ……。ボビーさんの事はあとがきでちょっと触れられていますが、あまりお元気な様子ではないようで気になります。「仮免中つづき」の続き、ゆっくりでいいんです、気長に待っています。2021/10/07

フロム

8
この人、漫画の描き方上手いですよね。読者サービスと言うかこう描いたら、こう読者は思うなと言う距離感が正確に把握できてる様に思う。精神病を患いながらこの芸当は相当凄い。逆に言えば描かれてな事の方が重要で実際は相当「重い」人なんだろうなと思うと手放しで賛美する事はできない。ただSNS全盛の昨今彼女の周りから余り批判的な告発が無いのは生まれ持った人徳なのかなぁと思う。また折りを見て現状報告的な漫画を上げてくれると嬉しいな。安否確認の意味を込めて2022/06/26

ぴーまん

8
めちゃくちゃ良かった。自分自身が精神症状に苦しめられながらそれを漫画として客観的な表現に落とし込んでいくというのはちょっと想像を絶する作業だと思う。 いろいろな患者さんの人格描写がとにかく魅力的で読ませる。閉鎖病棟について書くにしても、精神科医が書いたものと比べると視点が患者寄りで、患者として閉鎖病棟に入るのがどういう体験なのかがより生々しく伝わってくるように思った。2021/10/01

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