暗闇の効用

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暗闇の効用

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  • サイズ 46判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784778318918
  • NDC分類 468.2
  • Cコード C0040

内容説明

現代の“光害”をひもとき、失われた闇を取り戻す。生物学者が詩的に綴る、感動の科学エッセイ。2022年度英ウォーターストーンズポピュラーサイエンス部門ベスト・ブック獲得。各国続々翻訳。

目次

第1部 光害(暗闇のサイクル;暗闇での体験;光に照らされた惑星;掃除機効果;失われた交尾の本能;大量死)
第2部 夜―その重要な生態的地位(暗闇の視覚;目 ほか)
第3部 人類と宇宙の光(3つの薄明;ダークマター;夜の測定;聖ラウレンチオの涙;月は1つだけ?;青の瞬間;黄褐色の空;産業の光;時計が止まるとき;病気をもたらす過剰な光)
第4部 陰翳礼讃(魂を慰める暗闇;陰翳礼讃;LEDの光;暗闇のツーリズム;王家が残した暗闇;暗闇の静かな会話;逆境にある暗闇)
暗闇を守るための10箇条

著者等紹介

エクレフ,ヨハン[エクレフ,ヨハン]
スウェーデンのコウモリ研究者・作家。ココウモリの視覚に関する研究、および、最近では光害に関する研究で知られる。スウェーデン西部に住み、自然保護活動と執筆に従事。20年近くコウモリの研究をおこなった後、現在は自身のコンサルタント会社を経営する。コウモリ、夜の生態系、自然に優しい照明の専門家として、公共事業機関、風力発電事業者、自治体、都市計画者、環境保護団体などをクライアントに持つ

永盛鷹司[ナガモリヨウジ]
翻訳家。東京外国語大学大学院総合国際学研究科言語文化専攻博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kuukazoo

18
加齢のせいか最近車のヘッドライトがめっちゃ眩しくてこんな強い光をまともに受けてたらヤバいとLEDの害を感じずにいられないので読んでみた。著者はスウェーデンのコウモリ研究者。過剰な人工光により昆虫、鳥類、夜行性動物、植物の生体リズムが崩れ、生態系が危機に瀕しているなど「光害」の深刻さを説く。もはや暗闇や夜も守るべき自然環境であり、ダークツーリズムに見られるように地球の「絶景」の1つでもある。確かに明るさは文明の象徴であり安全をくれるものであるが過剰な人工光は人間の健康にもよくない。夜更かしはやめよう...2024/01/09

DEE

6
スウェーデンのコウモリ研究者である著者が、明るすぎる現代に警鐘を鳴らす。強すぎる光で集まる昆虫の生態系が崩れ、それを捕食する動物たちにも影響を及ぼす光害。夜に受粉する蛾や、蚊などを捕食するコウモリ、そういった小さなものが巡り巡って人間にも確実に害を及ぼしていく。今の夜は確かに明るすぎるし、余計な照明や電飾が多すぎる。キャンプしてて思うけど、暗闇ってときには心地いいものなんだけどね。2024/01/26

skr-shower

2
人間は自分の都合で真夜中も明るくしているが、付き合わされる他の生き物には衝撃の明るさで狂ってしまうのだろう。コンビニが田んぼの真ん中にできたら、虫の行動がおかしくなったときたことがある…”クラヤもを護るための10箇条”は必要かも。2023/12/05

Sosseki

2
星の見えない夜空、夜も鳴く蝉や鳥、夜中も灯りに照らされる街路樹、大丈夫なのかと漠然とした疑問や不安があったが、光害は怖ろしかった!夜に活動する動物達への悪影響、動植物の体のサイクルを乱し、生態系全体に影響を及ぼし、多様性を失わせている。人間ま自然のリズムにできるだけ従って、夜はできるだけ活動しない、看板の証明を消す、イルミネーションを見直す等…難しそうだ!この間は東京の魅力を高めるために夜の娯楽を増やす等と言われていたが、むしろ、夜を暗くしてはどうだろう。蛾やこうもりが受粉に大活躍しているとは!2023/11/13

tknboon

2
途中まで2023/10/16

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