内容説明
AI(人工知能)は、我々にどのような未来をもたらすのか?AIを、その誕生から未来まで、ロボット、思想、技術、人間社会との関わりなど様々な面からわかりやすく解説。人類は、AIが創り出す世界をコントロールできるのだろうか!?14歳から読める!わかる!カラー図版満載!!
目次
大図解 AIの現在地を知る(5つの時代の試行錯誤を経て人工知能が見せる明日とは)
第1部 AIとロボットの歴史(人工知能の実現を夢見た4人の科学者の楽観論とその挫折;冷静になった科学者たちはエキスパートシステムで再起を図った ほか)
第2部 AIの基礎知識(機械学習―大量のデータを分類・整理するそれがAIの「機械学習」のスタート;ディープラーニング―人間の脳の仕組みを真似た「ディープラーニング」の時代へ ほか)
第3部 AIで変貌する仕事(会社の変貌―AIとロボットの導入によってお菓子会社はこう変わる?;AIが得意な仕事―AIは人間の仕事領域を脅かす?消える職業と消えない職業 ほか)
第4部 AIと人間の未来(シンギュラリティの到来により人間はAIと一体化する?;AIは人類を滅亡させる?シンギュラリティの危険性 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
42
中国の饅頭売りのおばちゃんまでが、気軽に利用する小口融資アリババのアジア的フィンテック網商銀行にもAIシステムが利用されている。おばちゃんは知らないだろうけどね。松井証券の松井社長の誠意は不要説に同感。人間とAIの融合『シンギュラリティ』が到来する日を楽しみに、えっ⁉︎2045年‼︎ ついていけてるかなぁ。この本、図解でホントにわかりやすい。お金の説明書も読まなきゃ。2018/02/24
ネロ
18
「コンピュータが本を読み理解できるようになった時とてつもない事態を迎える」。AIの未来はまさにSFで将来が楽しみでしかないのだが、最悪の事態も十分に考えられるから恐ろしい。身近で気になるのは、医療と介護の発展に大いに期待し、仕事をしなくとも暮らせる国づくりを日本が目指せるかどうか。2045年には迎えるといわれるシンギュラリティ(技術的特異点)。AIが人間を超えるのはいつか?人間とAIが一体となり新人類が現れる日はくるのか?劇的変化が起こるその臨界点に人間は生きているだろうか?2022/08/04
奈良坂葵
5
AIとロボットの歴史や、人間と仕事の未来などを図解で説明。中学生にはむずかしくて手に取ってもらえない・・・2018/06/06
ねころじ
5
図書館。文字が少なく1時間くらいですぐ読める。AIの発達の歴史から今後訪れる未来についてまで書かれている。人間がディープラーニングの仕組みを理解していないこととか、中国が電気自動車化をすすめるにあたり、ある都市で実験していたこととか、facebookのAIが独自の言語で会話しだしたりする話が面白かった。ケイロン、メイフラワー2世が出てくる断絶への航海に表されるような、平和な未来はくるのだろうか?そのうちブラック企業とか無くなるのかなぁ。今日から定時で帰るドラマが始まるけど、今だけの問題だといいなと思った。2019/04/16
Tomitakeya
4
AIの進化の過程が概括的に分かる。AIの取っ掛かりに良い。2018/06/22