内容説明
リカンベント、ベロモービル、電動一輪車、HSST、ツボグルマ…!?科学ジャーナリストとして活躍する著者が贈る乗って、見て、考える体験的のりもの考。
目次
第1章 自転車進化論―新たな乗り物を考える手はじめに(自転車の有用性を再考する;ハードウェアとしての自転車;「乗る」と「持ち運ぶ」の狭間で;乗り物と社会制度;人力が持つ大きなモビリティの可能性)
第2章 アリストテレス号からニュートン号へ―自転車2・0(Human Powered Vehicleの可能性;来るべき「自転車2・0」;「自転車2・0」を可能にする社会;インターリュード―目的に対する最適デザインとユーザーの慣れについて・親子3人乗り自転車を例に考える)
第3章 自動車を巡る基本的な構図(自動車と道路は不可分、ではそのコストを払うのは誰?;大きくなる自動車;「ツボグルマ」の理想と現実;自動車を小さくするために;電気自動車の将来性と、その社会的費用)
第4章 新たな利便は創出されたか―モノレールと新交通システム(たそがれ未来のモノレール;いいモノレール、悪いモノレール;環状線にモノレール、それとも…;間違った未来、新交通システム;間違いの根本にある顧客不在;便利な公共交通機関を手に入れるために)
第5章 住みたくなる街のモビリティ(甦る路面電車;悩ましきコミュニティバス;よりよく動く、よりよく住む、よりよく生きる;「幻想吉祥寺」の都市計画;ミニマムエネルギー、マキシマムモビリティ)
著者等紹介
松浦晋也[マツウラシンヤ]
ノンフィクション・ライター、科学ジャーナリスト。宇宙作家クラブ会員。1988~92年に日経BP社記者として宇宙開発の取材に従事。2000年よりフリーで科学技術、航空宇宙分野を中心に取材・執筆活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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