内容説明
J.エドガー・フーヴァーが率いるFBIは、アインシュタインを米国に対する脅威として長年にわたって監視していた。権力を嫌い、左派的な発言を繰り返してきたことでソ連と通じていると思われていたのだ。アインシュタインの権力失墜をもくろむFBIは他の連邦機関と協力し、敵国のスパイである事実をつかもうと必死の調査を行なった。1800ページに及ぶFBI極秘のファイルを徹底検証。アインシュタインの知られざる政治的側面に光を当て、FBIとの熾烈な暗闘を初めて明かす。
目次
第1部 アメリカのほんとうの顔(「これは取り調べか?」;フラッシュバック;亡命者;原爆計画を阻止せよ)
第2部 戦争の副産物(緊急委員会;リンチ撲滅アメリカ十字軍;アインシュタインを監視せよ;絶好のタイミング)
第3部 連鎖で罪に問われる(リスト;デュボイスとロブソン;どこまで赤い?)
第4部 アインシュタイン包囲作戦(きっかけはエレノアだった?;スパイ狩り―クラウス・フックス;風変わりな人々;スパイ狩り2―ケーブルドロップ作戦;好ましからざる外国人)
第5部 終焉(逆転;崩壊;アインシュタインはほんとうにスパイではなかったのか?)
著者等紹介
ジェローム,フレッド[ジェローム,フレッド][Jerome,Fred]
1960年代はじめからジャーナリストとして活躍、南部で公民権運動などを精力的に報道した。コロンビア大学、ニューヨーク大学などの大学で教鞭をとるかたわら、「ニューズウィーク」「ニューヨークタイムズ」などに記事を多数寄稿。シラキュース大学のニューハウス・スクール・オブ・コミュニケーションズが運営する遺伝子メディアフォーラムの上級コンサルタントも務めた。ジャーナリストと科学者の橋渡しを行なうメディア・リソース・センターの創設者でもある
藤井留美[フジイルミ]
翻訳家。上智大学外国語学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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