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「新しい郊外」の家

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784778311544
  • NDC分類 527
  • Cコード C0095

内容説明

房総の海辺に土地を買ってしまった。「東京R不動産」ディレクターにして建築家馬場正尊が自分の体験をもとに提案する、素直な家づくりと「新しい郊外」生活。

目次

第1章 房総に出会うまで(東京にだけ住んでいることは、幸せなのだろうか?;房総の海辺に土地を買ってしまった ほか)
第2章 房総の家づくりに悪戦苦闘する(なるほど、セカンドハウスローン;フラット35の謎 ほか)
第3章 馬場家の歴史が生んだ房総の建築プラン(大学3年の春、波乱の始まり;そして僕はひきこもる ほか)
第4章 いい家を適度な値段でつくる工夫(大量生産品で構成された家;窓の寸法と経済性 ほか)
第5章 「新しい郊外」の建築を求めて(1軒の家から、連棟のサーフヴィレッジへ;房総ウェアハウス ほか)

著者等紹介

馬場正尊[ババマサタカ]
建築家、「Open A」代表、東北芸術工科大学准教授。1968年佐賀県生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。博報堂、早稲田大学博士課程、雑誌『A』編集長を経て、2002年「Open A」を設立し、建築設計、都市計画などを行う。古い建物や街をリノベーションして再生する仕事に加え、都市の空地を発見するサイト「東京R不動産」を運営。作品に、運河沿いの倉庫をオフィスに改造した「勝ちどきTHE NATURAL SHOE STOREオフィス&ストック」、オフィスを集合住宅に改造した「東日本橋のオフィスコンバージョン」、茨城県守谷市に「郊外の小さな農家」をテーマにした住宅を設計、日本橋コレドの公開空地のデザインなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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AtoA

2
筆者が体験したこと、日常、建築、経済、生活が「家を建てる」という目的をもとにやや露出気味に描かれている。それが逆に気持ちよくフィットしてとても楽しく読めたし、読んでてなんか感動した。

おぎん

2
これから自分が家を建てるかどうかわからないけど建築家視点でなぜ、どうしてこういった家を建てたのか?ということを分かりやすく教えてくれる本。実際に家を建てるときに読み直して参考にしたいと思う。2011/06/04

take

2
共感したのは、次の2点。①家族といえども、個人の部屋は独立している必要あり。それでいて部屋から出たときはお互いの存在を感じあえる空間がないとダメ。②都心居住はコンパクトな賃貸で、高容積化・高流動化であるべき。土地の所有に固執し、細分化されていくことで、都市空間の硬直化を招く。2010/08/17

ミュンヘン

1
「週末は田舎暮らし」を読んでこちらも改めて再読。学生結婚→離婚→再度結婚などの紆余曲折を赤裸々に描き、その時に住んでいた住まいもさらけ出してくれているのがとても貴重で参考になる。やっぱり房総暮らしが激しく羨ましい。私も海の近くに住みたい~!!!2014/06/03

青春ゾンビ

1
房総に惚れ込み居を構えることになったその顛末を建築家かつ、東京R不動産代表でもある著者が振り返る。それぞれの家族のあり方に適した間取りが存在するという主張があり、それを裏付けるように著者本人の模索&失敗(離婚&引きこもり)の歴史が赤裸々に語られていて読み物としてとても面白い。加えて、分譲住宅はびこる住宅事情の背景、郊外の可能性など鋭い指摘も盛り沢山。2011/11/01

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