内容説明
現役の広告代理店(廣告社)法務担当で元デザイナーが、広告マン・デザイナーの前に立ちはだかる「著作権」問題をわかりやすく解説。A4用紙1枚で作れる簡単契約書もついた、広告マン必携のハンドブック。
目次
1 広告は知的財産権のスクランブル交差点
2 広告実務から見た知的財産権
3 広告の著作者と著作権者
4 シンボル開発と不正競争防止法
5 広告素材の権利処理
6 広告取引の“今”
7 広告の契約とは
8 これからどうなる?広告と知的財産権
9 こんな時、どう考えどう対応する?Q&A
著者等紹介
志村潔[シムラキヨシ]
1955年山梨県甲府市生まれ。1978年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒。広告制作会社、広告代理店、SP企画会社を経て、1985年、アートディレクターとして廣告社株式会社入社。2000年12月、「日本ユニ著作権センター」著作権セミナー・マスターコース終了。2003年4月、約300種のQ&Aを集めた社内ホームページ「広告法規の相談室」を開設・運営。現在、マーケティング、クリエイティブ、SPの各部門を束ねるコミュニケーション局の総括局長を担う傍ら、法務担当として社内のリーガルソリューションに対応(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆき
0
スマートフォンの普及やインターネットシステムの発達から写真の肖像権などについて再勉強する必要があると感じて手にとりました。広告に関係する著作権に注視してわかりやすい解説でまとめられた本です。ex.タレントの小ジワやシミの修正はタレント事務所やカメラマンにまず許諾をとるべき。無断で修正すると肖像権の侵害が発生する可能性もあり、また、カメラマンの著作者人格権(同一性保持権)に注意する。 などわかりやすい例がQ&A式で事例紹介されています。みんながやっている事が決して正しいことではないことを再認識する本。2012/10/21
coco_umibe
0
仕事で関わる企業広告物に関わる著作権について書かれた本。いわゆるアートではなく、目的・テーマがあり、委託して作り上げられたものに対しての著作権の扱いについて書かれた本。実際の判例等も交えながら解りやすく書かれている。図書館で借りた本だが買って手元に置いておきたい本。2010/07/24
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