日本国憲法

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784778310356
  • NDC分類 323.14
  • Cコード C0095

内容説明

僕は記したい。こんな憲法があった時代に、自分が生きていたことを。相当に気が早い現行憲法への鎮魂。

目次

前文(この国と家族を守るため、この国は武器を放棄する―9・11モンゴル)
第1章 天皇(象徴天皇制は僕らの「妄想」によって支えられている―「拝啓天皇陛下様」;メディアは戦後一貫して、右翼から恐怖の刻印を与えられ続けてきた;前文と一条とのあいだにあらかじめ充填されていた、アクロバティックな捩れ)
第2章 戦争の放棄(地球の裏側で出会った“キュウージョー”;改憲へのカウントダウンは始まり、人は焼け野原で、呆然と空を見上げる;二項を失ったのなら、もはや一項にはなんの意味もない;「守る」という意識が戦争を引き起こす;武器を持たないカッコよさ;生き残った僕たちの記憶の回路が、少しだけ、ずれているのだ―9・11グラウンド・ゼロ)
あとがき 相当に気が早い現行憲法への鎮魂

著者等紹介

森達也[モリタツヤ]
1956年広島県呉市生まれ。映画監督/ドキュメンタリー作家。75年、立教大学法学部に入学し、黒沢清らをメンバーとする映画の自主制作集団に参加、俳優を志す。様々な職種を経て、89年、テレビ番組制作会社「共同テレビジョン」に入社、ドキュメンタリーを中心に多数の番組を手がける。96年、オウム真理教に関する報道姿勢の相違から契約解除を言い渡されフリーとなり、97年、オウム真理教を扱ったドキュメンタリー映画『A』を自主制作で発表、各国映画祭に出品して高い評価を受ける。2001年、その続編である『A2』で山形国際ドキュメンタリー映画祭市民賞・審査員賞受賞。現在は紙媒体での執筆を中心に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

今ごろになって『虎に翼』を観ているおじさん・寺

7
この人の文章は少しキザなのだが、読ませる。天皇と戦争の本である。日本国憲法を題材にしているが、1章と2章はまるで違う本の様だ。2章の『武器を持たないカッコよさ』がこの本の眼目であろう。ほとんどの争いは自衛の為だという意見には同意。私も9条を支持します。尖閣問題が喧しい今に読めてよかった。絶対に中国韓国と戦争はしたくない。2012/10/09

yori

5
★★★★★ 安部氏や石原氏が台頭してくると、憲法改正に現実味が増してくる様な気がして、この本を手に取った。前文および九条は究極的な理想かもしれない。でもそれで良いと思っている。時代が変わって、価値観がどんどん変化したとしても変わらない、絶対的理想であり続ける事が大事であって、諸外国と同じ様になる必要などないと思う。過剰な心配が仮想敵を生む、またどこの国も戦争を始めるきっかけは国防である、という記述にも納得。戦争放棄はとても勇気のいる事だ。戦争を放棄した国を攻める国は、国際社会の中で生きながらえない。2012/10/31

ReiKINOSHITA

2
参院選の自民圧勝で憲法改正がいよいよ現実味を帯びてきた。中、韓、北朝鮮との関係悪化が拍車をかける。著者森達也は「護憲に固執はしない」としながらも、国家の根本理念である憲法を、とりわけ9条を、世相に流されるままに易々と変えてしまっていいのだろうかと問いかける。「戦争の多くは『自衛』のために始まる(=自衛のための戦力保持を認めない9条を破棄してもいいのか)」という言葉が印象的。本書が上梓されたのは2006年。奇しくも第1次安倍内閣が誕生した時期だ。この本の意義は当時よりもさらに重くなっている。2013/10/30

lily

1
護憲の立場である著者だが、前文に対して「自分で崇高な理想って言うなよ」と客観視できる度量がある。どんな戦争でも、資源や野望は「やられる前にやる」という危機意識の潤滑油にすぎない。過剰な自衛意識が人を殺す。軍隊は基本的に「国防軍」なのだ。綺麗事かもしれないが、すべての人間が「過ちは繰り返しませぬ」といえるために必要なものが、憲法第9条であると信じたい。様々な示唆に富んだ一冊だった。2015/08/12

どりたま

1
内容はほとんど日本国憲法第九条です。「自衛を理由とした武器の保持を認めるかぎり、戦争は永遠になくならない。」という文章が強く残りました。私も「やられても、やり返さない」が平和の基本だと思っていたのですが、最近はメディアの影響でやはり自衛も必要かなと感じ始めていました。でもこの本を読んで再び、考えさせられました。2010/06/01

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