出版社内容情報
ケンカとはコミュニケーションである。光と闇それぞれの世界の頂点に立つ者は、いったいどんな態度で日々をシノいでいるのか? なりふりかまわなくなったニッポン社会で、「ワリを食わずに」元気に生きていくための、正しい活路の発見法。
小泉政権が推し進める構造改革とは、優勝劣敗、ごく少数の「勝ち組」と大多数の「負け組」を作り出す二極分化政策にほかならない。その流れは、政権が変わったとしても、そのまま続いていくことが予想される。この過酷な時代に勝ち、生き残るため、はたまた抵抗するために、ヤクザから学ぶことは少なくないのだーー会議室から修羅場まで、使えるエピソード満載!!
はじめにーーなぜ六代目山口組と小泉純一郎なのか
第1章 コミュニケーションとしてのケンカ術
現場""には相手より先に行けーー最も簡単に優位に立つ方法
/情報は、どうせ漏れるなら効果的に漏らせ/""キレイごと""は信じさせても決して信じるな
勝っている時でも根こそぎ吸い上げないのがコツ/少しだけ泥をかぶって敵の首根っこをつかまえろ/「カネ」と「女」以上に人を動かすもの/カネは「稼ぎ方」ではなく「使い方」に注意しろ/いつもマイナスイメージの後にプラスイメージを持ってくるべし
第2章 デメリットをパワーに変えるケンカ術
排除された者の持つ「負」の情熱こそ強い/洗練されているだけのエリートに真の仲間は集まらない /楽観主義と悲観主義をあわせ持てーー一点突破の思考術/トップは孤独。何でも話せる参謀は絶対必要/どんな時も自分の「分」と「格」を忘れるな/弱者を狙うのは間違いではない、ただしカッコ悪い /二律背反を自分一個の人格で背負え/トラブルは出会いのきっかけだと考えろ /説得にはストーリーが必要だが、「正義」と「大義」は信用するな/不摂生は百害あって一利無しーー自分の""時価""が問われ続ける世界
第3章 組織の中でのケンカ術
格上の相手と戦う時は、相手組織内部に不協和音を作れ/わざと内部に「敵」を作って注意を逸らすーー人気者の起用と切り捨て法/上に行くヤクザは人を裏切らないーーパートナーとの信頼の築き方/「負け戦」を「負け戦」にするなーー決定的な失敗を避けるチャンス/タカ派とハト派の対立は「原点回帰」で乗り越えろ/ポジティブな家族イメージは人を安心させ、そして動かす/組織内ヒエラルキーにはまず徹底的に従ってから動け/昨日の味方は今日の敵ーー世界はいつでも魑魅魍魎だと思え
第4章 組織の外でのケンカ術
「表」と「裏」の緊張感をともに保つべし/「相手に貸しを作る」は永遠不変の極意/警察とヤクザに見る、利害の対立する相手との持続的関係/「手打ち」は崇高な行為である/小泉首相にとってアメリカは「ご主人様」だが、ヤクザにとっては、そうではない
あとがきーー酷な時代に、それでもしぶとくあるために
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内容説明
光と闇それぞれの世界の頂点に立つ者は、どんな態度で日々をシノいでいるのか?なりふりかまわなくなったニッポン社会でワリを食わないための、正しく楽しい活路の発見法。会議室から修羅場まで。使えるエピソード満載。
目次
第1章 コミュニケーションとしてのケンカ術(“現場”には相手より先に行け―最も簡単に優位に立つ方法;情報は、どうせ漏れるなら効果的に漏らせ ほか)
第2章 デメリットをパワーに変えるケンカ術(排除された者の持つ「負」の情熱こそ強い;洗練されているだけのエリートに真の仲間は集まらない ほか)
第3章 組織の中でのケンカ術(格上の相手と戦う時は、相手組織内部に不協和音を作れ;わざと内部に「敵」を作って注意を逸らす―人気者の起用と切り捨て法 ほか)
第4章 組織の外でのケンカ術(「表」と「裏」の緊張感をともに保つべし;「相手に貸しを作る」は永遠不変の極意 ほか)
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