内容説明
こんな本が欲しかった!13億人の大国インドの常識とは?価値観とは?一般の解説書では分かりにくい、現地でのビジネスの流儀やネットワークの活用をストーリーで紹介!
目次
第1章 インドビジネスとの付き合い方(トップダウンの流儀;ネットワークの力;振り回されるプロジェクト ほか)
第2章 インドの文化・習慣に溶け込むには(驚きの連続 ニューデリーのアパート;ラーマ王子を祝うインドのお正月;悠久の時間が流れるインド ほか)
第3章 インドで逞しく生きるヒント(最初の運試し;男だったインド人のメイド;車から見えたインド ほか)
著者等紹介
藤田寿仁[フジタトシヒト]
1956年(昭和31年)茨城県勝田市(現ひたちなか市)生まれ。1980年3月東北大学文学部心理学科卒業。同年4月に(株)日立製作所入社、国際事業本部配属。2015年4月より日本企業の海外進出を支援する日本在外企業協会に出向して現在に至る。イギリス、アメリカ、サウジアラビア、インドでの海外勤務含めて約50ヶ国を訪れた経験から、現在は海外の異文化環境の中で活躍できるグローバル人材の育成などを支援(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mittsko
5
本書刊行時齢六一、日立で海外事業一筋、インド赴任四年のベテラン海外駐在員によるインド滞在記。インドビジネス指南が直接に語られるのではなく(その種のヒントも散りばめられてはいるが)、副題にある「インドに飛び込む心構え」を伝えるエッセイ。職業的インド研究者であるボクには、当然、刺激はなかった。しかしむしろ、そここそが本書の意味なのかも。すなわち、筆者の年齢、経歴などに引かれ、インドに新たに接する方たちにとり、本書はよいとっかかりになるのかも。そういう方たち(主にビジネスマン?)の感想が聞きたい。2021/01/22