植民地残酷物語―白人優越意識を解き明かす

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植民地残酷物語―白人優越意識を解き明かす

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  • サイズ B6判/ページ数 397p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784778203108
  • NDC分類 209
  • Cコード C0020

内容説明

欧米の植民地支配は過去のことではなく、今日の国際問題と密接に結びついている。相手を正しく理解するためには、相手の真の過去を知っている必要がある。国際社会に生きるビジネスマンの必読書!

目次

第1章 共存・同化型の統治(ローマ帝国;オスマン帝国 ほか)
第2章 支配・搾取型の統治(植民地支配の目的;植民地支配の実態―差別の徹底)
第3章 白人優越意識(白人優越意識の由来;優越意識を裏書きする具体的事例 ほか)
第4章 他国に類例を見ない日本の統治形態(日本の国体―徳をもって治める;平和志向の国柄 ほか)
第5章 海外での日本の統治(台湾の統治;朝鮮の統治 ほか)
第6章 植民地主義的発想の再浮上(文化論の変化と冷戦後における「文化進化論」的発想の再浮上;一国の国造りに対する国際社会の関与のあり方 ほか)
第7章 日本の役割(国際社会は主権国家の上に立つ公権力の存在しない無政府状態;超国家的公権力確率の必要性 ほか)

著者等紹介

山口洋一[ヤマグチヨウイチ]
1937年生まれ。1960年、東京大学卒業後、外務省に入省。本省では経済局、アジア局、調査部、情報文化局、海外ではフランス、南ベトナム、イタリア、インドネシア各大使館勤務を経て、1981年以降はユネスコ常駐代表(パリ)、駐マダガスカル特命全権大使、駐トルコ特命全権大使、駐ミャンマー特命全権大使を歴任。1998年に外務省退官後、東芝顧問、慶応義塾大学非常勤講師(東洋史)などを経て、現在NPOアジア母子福祉協会理事長、一般社団法人日本戦略研究フォーラム理事、その他の団体役員を務める傍ら、拓殖大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Akio Kudo

3
★ 編集でカバーしているが、あとの方で口述筆記である事が分かる。タイトル通りになっているのは最初の半分ぐらいで残りは国粋主義ばかり聞かされる。最初の植民地の内容も偏見が多く、リテラシーが必要。面倒な本 2017/11/22

0
国際社会に生きるビジネスマンは歴史的見解を述べられるほどの知識がないと現地人と親しくはなれない。ピュー王国、パガン王国などの滅亡や、支配・搾取型の統治として、オランダ・イギリス・フランスの植民地化について述べられている。白人優越意識の由来については金髪が生物の中で最高の種であるとのニーチェの話を挙げている。日本の満州経営は欧米の植民地統治とはアイデンティティの面で異なっていたとしている。2016/03/27

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