内容説明
米国チェーン史上最強の企業であり、いまも絶対モデル視する日本チェーンの多いウォルマートが、日本に進出して四年たったいまもさっぱり停滞から抜け出す気配がない。いったい日米流通業に何が起きているのか…。
目次
第1章 全米最強のウォルマートは、ナゼ日本でうまくいかないのか(外国から進出する流通業は、ほとんど撤退の憂き目にあっている;外国から日本に進出する流通業は、必ず「泥沼」に落ちる ほか)
第2章 ナゼ外国流通業の日本進出は、「失敗」続きなのか(日本へ進出した米国流通業は、連戦連敗の歴史だ;根本的にまちがっている「国内流通業飽和説」 ほか)
第3章 外国流通業失敗は、実はわれわれにも他人事ではない(進出する流通業が失敗するのは、「進出する」からだ;進出企業は、日本にあった「流通業の特殊性」を学び損なった ほか)
第4章 いま米国流通業に「学ぶべきもの」、「学んではいけないもの」(日本流通業は、いつまで米国流通業に「基礎」ばかり学びに行くのか;「すでにある」マーケットをねらうのではなく、「マーケットを新たにつくる」 ほか)
第5章 「カスタマー・ショッピングセンター・競争」の日米対比(米国でこそ「カスタマー」の本質を知ることが出来る;日米のSCの、過去の類型と新しい類型を区別せよ ほか)
著者等紹介
島田陽介[シマダヨウスケ]
1936年生まれ。毎年独自視点での米国視察コーディネータをつとめるほか、自社主催セミナーや講演活動も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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