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内容説明
奴隷―主人である警官に絶対服従するようナノマシンによって制御された凶悪犯。警察内でも秘匿された存在だ。新人警官の日秋は父の仇であるテロリスト「アグレッサー」が捕まるのを目撃し、アグレッサー本人の希望で彼のマスターにされてしまう。なぜ指名されたのか分からず日秋は戸惑うが、アグレッサーは犬のように日秋に懐き、嬉々として戦い、日秋以外の者には牙を剥く。その忠誠と明らかな好意は、マシンのせいだけとは思えず…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
24
近未来の警察バディもの。犯罪者をナノマシンで強化し道具として使う設定の為か『サイコパス』っぽいクールな世界観。しかし、宮緒さんらしい聞き分けの悪い犬はいつも通りでちょっと和むかも。2022/10/07
ハル
19
<再読> 宮緒葵先生の犬🐕最高です💓石田惠美先生の色気溢れるイラストが眼福😍2022/12/18
beniko
10
面白かった。父の死の真相と犯人を求めて警察官になった日秋が、スレイブとなったアグレッサーのマスターに。凶悪犯をスレイブと化すCHAINという制御システム、免疫のためにはワクチン接種よりナノマシン投与が普通となった近未来が舞台。日秋の周りには謎が多く、それが少しずつ解き明かされていく面白さと、烈のずば抜けた身体能力と活躍が痛快。黒幕の正体は想像がつくが、その黒さ、おぞましさは想像以上。日秋の父の死が約10年前で、その事件は烈がアグレッサーになってからということを考えると、烈の年齢設定に少し違和感があるかな。2023/07/03
tanya
9
作家買い。近未来的な人をコントロールするお話。作り込んでいる感じで一気に読み込んでしまいました。日秋のスレイブになる為捕まったり、ワザと甘えたりして、二十歳とは思えない立回りで怖い存在でした。楽しく読了。2022/10/01
suisei214
3
思ったいたよりも本格的SFBL まだ本丸倒してないからこれから続くのかな 楽しみです2023/08/06