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内容説明
「やっと見つけた、俺のソル」―大学生の太陽の平穏な日々は、銀髪の逞しく美しい男、スコールとの出会いにより幕を閉じた。北欧の神ヴィーザルを名乗る男に襲われた太陽を救い、自分は神話の魔狼で、太陽は女神の生まれ変わりだと真顔で言うスコール。半信半疑で感謝する太陽だったが、敵から隠すためにスコールの「番」にされ、彼に欲情し男を惹きつける体になってしまう。全てが終わったら番を解消するとスコールは約束するが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黎明卿(禍腐渦狂紳士タッキー)
98
【おれのぜんぶ、たべて(太陽)】エロス度★★★★★スコール×太陽♡北欧神話をベースにした作品で、魔狼と彼に食われた女神が転生した大学生の恋。魔探偵ロキから北欧神話にハマった私としてはグングニルやレーヴァテイン、グレイプニルが登場するヴィーザルVSスコール、ハティの戦闘場面でテンション上がった!ルーンに加え、用語としてロキやヨルムンガンド、ヘル、フェンリル、スルトなども登場して嬉しい。ストーリーは神に命を狙われる太陽を魔狼のスコールが全力で守るお話。(続)2019/03/17
しましまこ
18
善きモフ。2019/03/16
beniko
8
魔狼×太陽の女神の生まれ変わりの大学生。北欧の神話が題材のお話は輪廻転生ありモフモフあり魔法あり、勿論ラブとHもありの盛沢山な内容ながらストーリーはシンプル。魔法や番など、この世界ならではシステムをくどくど説くことがなかったのが好印象。運命とスコールに翻弄されるだけだった太陽がヴィーザルとの死闘を経て、自らスコールを深く求めるようになるシーンや生まれ変わりだとしても自分の名前を読んでほしいという願いに涙。太陽以外には見向きもしない一途なスコールに大変萌えた。後悔と共に求め続けた三千年が報われたラストが◎。2019/03/26
たろさ
6
面白かった!大好きです。守る為とはいえ太陽を番にした銀狼スコールがどこかズレていて牛丼や生姜焼きを喜ぶ姿が可愛い。三千年にも及ぶ執着、ひとつになりたくて食べてしまったのに、転生した代々のソルを見守るその姿は一途。流されるままだった太陽がヴィーザルとも戦い、その後消えたスコールを強く求めソルではなく「ひなた」と呼んでほしいと訴える姿は胸にくる。スコールが蕩けるような笑顔で「ひなた」と読んでくれた時は普段の無表情とのギャップに萌えました。家族になって暮らす夢が本当になるといい。円陣蘭丸先生のイラストも素敵。2019/04/09
やまぎし
4
北欧神話をモチーフにした転生ものだけどなかなか面白かったです。 攻は最初俺様なのかと思ったら、3000年も一途に受だけを追いかけ続けてとっても健気。 エロも盛りだくさんで読み応えありました。円陣さんのイラストが最高。 脇キャラだけどハティが良かったです。2019/03/16