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内容説明
華族の八雲藤緒は、十七歳のときに家の負債の為に娼館に売られる。以来四年間、女の装いで客をとらされ人形のように生きていた。そんな藤緒のもとに、ドイツで成功し帰国した実業家、若宮瑛士が客として訪れる。若宮は清い頃の藤緒を知る年上の幼馴染みだった。その若宮から欲望を向けられた藤緒は反抗心を芽生えさせるが、情熱的で巧みな若宮の愛撫に逆らいきることができず―。書下しSSも同時収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たにしぃ
17
西野花なのに普通…というかストーリー展開が…なにも起こらなさすぎて…最後のSSこれ要る???などと色々疑問が…。ただ、門地さんの絵は二度見する感じで、門地かおりか笠井あゆみかレベルの凄い構図のやつもあったりして、門地ファン必読かもしれない。2015/04/30
あざね
6
昔の作品だからか西野さんにしては普通。エロばっかだけど、モブ姦は書き下ろしのみでお話は大きな盛り上がりもなく普通。しかし門地さんの挿絵がエロさを五割増しくらいさせてる。GJ!2015/05/03
nono
5
BL。新書版既読。大正時代の華族でありながら男娼に堕とされた藤緒と、彼を見受けする若宮。イラストもあり、やっぱり濃いです、西野先生。書き下ろしもひたすら・・・男娼ものはあまり得意じゃないのを再確認。軽目に読了。2016/05/27
蓮
5
おさ馴染み、ードイツ帰り大店の若旦那・若宮×元華族の男娼・藤緒。家の借金の為に遊郭に売られて4年、帰国した若宮と店で客としての再会、2度目には早くも身請け。するすると話が進むんですがえちの時、門地さんの際どい丸っとした感じの絵柄が私には羞恥プレイでした。(苦笑)身請後は若宮の真意がわからずもやがあったりしました。身体だけでなく、心も大切にされ、果ては二人でドイツに行く事になって…。えちはがっつりながらストーリーはあっさりでした。石見や兄さんいるんだし、もうちょっと何かあっても良かったかも。2015/05/17
まっくろ黒助(旧山芋)
3
新装版だったのですね!家の為に男娼になった受けと、ドイツ帰りの攻めが二人の世界でエロいことしまくるみたいな(笑。本当に王道展開である意味安心感が!挿絵を見てわかる通り8割方エロいことしてます!!受けをヒィヒィいわせるのがお好きとのことで、描き下ろしが攻めと再会する前のモブとの調教シーンだったのが、この作者様らしいなと((笑。2015/04/19