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内容説明
姉弟のように育った幼馴染みの結婚式に出るため、宮園杏里は生まれ故郷のイタリア・ローサ島を訪れた。花婿の名はコンラード。イタリアン・マフィアの首領で１６年前に幼い杏里が命がけで助けた男だった。しかし、式の数日前に花嫁が失踪。それを知ったコンラードは、杏里に花嫁の身代わりになるよう要求してくる。恩ある幼馴染み一家のためと代役を引き受けた杏里を、コンラードは無理やり抱き、毎夜のように快楽を教え込み―。書き下ろしＳＳ収録。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
楓
9
ノベルズ既読。好きな話だったので思わず文庫も購入。読み返すと受けちゃんは24才だったのか。でも花嫁衣装が似合うって・・・さすがＢＬとか思ってしまったww でもやっぱり攻めが受けちゃんにベタボレなのがいいですねー。それから「小さなお姫さま」っていうのがいいわ〜。考えてみたら初恋を貫いた二人はかなり純情ですな〜！2013/04/27
ゆきち
6
突っ込みどころは満載ですが、そういうのを含めて楽しむ王道のストーリー。最初から両片想い状態なのがわかるので、無理やりシーンも痛さなく読めます。むしろ切ないのは受だけだという。マフィアの話だけど、敵かな？と思ったやつも、スケベなだけでお前ホントはいい奴だろっていうくらい温いのでマフィア感はゼロ。表紙絵みたいにホワホワんとした話で安心して読めました。2014/11/28
0655
6
佐々さんの挿絵で読みやすいもの…と探して入手。王道の身代わり花嫁もので、攻が居丈高に関係を強要しながらも受への好意が透けて見えるのでそこまで無体には感じず。1人その辺がわからぬ受がよろめいてるのを楽しみつつ、お約束のハッピーエンドまでサラッと読了。マフィアだけどヘビーなものではなく、「攻が絶対的な力を持っている」という修飾程度。権力のある美男攻に受が独占される、そんなにゴチャゴチャしない甘い話を読みたい時にオススメ。2014/04/18
ＳＡＹ
5
新書既読で書き下ろし目当てです。 ちっさい受け可愛いっすわ～。 ってか攻めの焼き餅凄いわｗｗ2014/05/27
祐＠暫しお休み中
5
ハイパーからの文庫化。今回が初読み。マフィアが絡んでるわりにサラッと楽しめる身替り花嫁モノだった。さすが元ハイパーだけあるのか濡れ場も多め…というかほぼそこでページが割かれてた印象。最初からお互いほぼひと目惚れなところもあったので、凌辱ちっくな強引な展開はあるものの相手への好意が始終どこかに感じられるので安心して楽しめた。ただ、想い出の呼び方とはいえ24歳の杏里に向かって小さなお姫様呼びはさすがに違和感だったけど（苦笑）書き下ろしの蜜月旅行ではコンラードの心の狭さにニヤニヤでしたw2013/04/14
