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内容説明
百年前、ご先祖様と英国貴族が叶わぬ恋をした―子供の頃知った昔話に憧れウィンベリー伯爵家を訪ねた高木戸凛は、元当主ヒュー・マーカスに会うなり泥棒呼ばわりされる。伯爵家には、日本から高木戸家の子孫が来たら財産と屋敷を譲るべしという先祖の遺言が残されていたのだ。凛は誤解を解こうとするが、彫刻のように端整で冷徹なヒューは聞く耳を持たず、凛を館に軟禁してしまい…。書下しSSも同時収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
せ〜ちゃん
39
★★★★ 同タイトルノベルス版にSSを加えての新装文庫版。 先祖の遺言が元で起きた伯爵家の財産をめぐる問題を、尊大で頑なな伯爵:ヒューとこれまた頑な帽子デザイナーの凛が対決する。 凛の意向が通じない間のやり取りは、とにかく凛が不憫で…義弟に襲われた辺りからはちょっと泣けてしまいました。 身体を重ねた事でヒューが変わっていったのが今ひとつ納得はできないけれど、不遜なのは変わらないのにどんどん甘くなっていくのは面白かった♡ それまで懸命に冷静さを保っていた凛が拗ね始めるのも可愛かった♡ 楽しく読了です♪2017/02/13
りんご☆
12
読了2017/02/04
ムック
11
想像してたのとちょっと違ったかな~お互いあんなに嫌ってたのに、けっこう早目にくっついた感が…まあ色々あったけど最後はラブラブで何より。2013/03/04
たにしぃ
10
私・・・高尾さんのこういうの読んだことある・・・カウボーイのやつ。。とちょっと思った。途中の「男の義務」にはエエエエってなったけど。。帽子職人てのが新しいな。2012/12/04
ソイラテ
9
外国人攻x日系人受が読みたくて。といったらやっぱりこの1冊。取りつく島もなかった攻が弟への対抗からどんどん執着心出してくるのが楽しい。乗馬とかオートクチュールの帽子とかセレブな世界が垣間見れるのも好き。2024/03/05