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内容説明
友人の計らいで当時まともに話すこともなかったが密かに気にかけていた高校時代の同級生、岡本志信と再会した椎葉護。一人幸せを感じる椎葉だが本来引き合わされる予定だったのは同じ呼び名の別の人物だと知らされる。思い返してみると岡本の態度には困惑が混じっていた。それでも自分に話を合わせてくれた彼の優しさに触れ、徐々に距離を縮めていくが、酔って岡本にキスをしてしまったことで関係が崩れ…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
このん
16
(2014年8月20日3824）椎葉は高校時代に見た岡本の絵が好きだった。大学生になって再会した岡本は芸大を中退しバイトをしながら絵の勉強をする生活をしていた。岡本に会う度に惹かれて行く椎葉は岡本に告白するが岡本は友達としてなら好きだが…とりあえずお試しで付き合い始めた2人には温度差があった。やがて岡本も椎葉がなくてはならない存在になる。真面目な2人のお互いの立場で書かれているので、椎葉の岡本を思う強い気持ちと、椎葉を友達としてなら好き！から恋愛として好きになって行く岡本の気持ちが丁寧に書いてある。2014/08/20
アネキ
11
前半、恋人になるまでが攻め目線。後半恋人になってから受け目線☆すごくいいお話でした(*^。^*)攻めが淡々としているようで思慮深く受けちゃんをすごく大事に思っているところがめちゃめちゃキュン死(>_<)試してみる・・・とはいいつつ、攻め様に会うたびに惹かれていく受けちゃまカワイイ(>_<)お初作家さんでしたが結構楽しめました～^m^2012/09/14
妖才アイランド
8
思いの外良かった。いつもの自分の好みから外れた設定ではあるものの読み進めてみると非常にワクワク、キュンキュンさせて貰えたかなと思う。二人の想いがグルグルする所も切ない感じがあって私は好ましく思う。遠距離になってしまう今後の二人の話も読んでみたい。2018/04/29
りんご☆
7
読了2015/12/06
usamomo
7
とってもゆっくりっていう感じの雰囲気の二人なのに展開は結構早かったような気がしますね。 攻はキスをしてしまって自分の気持ちがそういう気持ちだと自覚しちゃうみたいな感じだし、受はお試しで、てな展開で、悪くはないんですけどもうちょっとひねりが欲しかったような気がします。 個々のキャラは結構気に入ったんだけどな～。でも受け攻め視点のバランスがよくて読みやすかったです。 2012/09/16
