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内容説明
刑事の小鈴佑青は、絶対的な信頼を寄せていた相棒で親友の真藤杏平に突然犯された。だが直後の事件で真藤は怪我を負い、数日間の記憶と視力の一部を失ってしまう。小鈴はその真意を知ることができないまま、警察を去る真藤の背中を見送るしかなかった。その後弁護士に転身した真藤とは疎遠になっていたが、ある殺人事件の弁護人として現われた彼は、「俺たちは敵対関係にある」と冷たい眼差しで告げてきて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご☆
10
読了2017/01/07
みずほ
6
小説★★★☆☆ 挿絵★★★★★ 初読み作家。弁護士(元刑事)×刑事。元相棒同士だった小鈴と真藤が、被疑者の弁護士と担当刑事として対峙。真藤が刑事を辞めるきっかけになった過去の密輸事件、現在進行形の覚醒剤に絡む殺人事件、更には警察内部の覚醒剤横流しや証拠捏造など、事件的にも盛沢山の上、小鈴と真藤のねじれた恋愛模様が絡む。恋愛部分はBLでは至ってよくあるパターン。だが、思い余って2回もレイプはちょっとなあ。真藤、そんな勇気があるならまず告白しようよ(笑) 麻生さんの挿絵は文句なし。Pは本編3ヶ月後のエピソード2012/05/20
神林 海波
3
初読み作家さん。攻めは理知的なのに、衝動的すぎやしないかい?というのが第一の感想。ストーリー的に、一回目の強姦はまあ仕方ないにして、二度目は必要だったのか?と。あと、受けもわりとあっさり恋心認めてしまうし、そこらへんに少しためらいがあるともっと盛り上がったかなあ?設定自体は好きで、逮捕のあたりは凄く楽しんで読みました。受け攻めがうまくからめる設定がつくれたら、シリーズ化してもきっと面白いと思います。シリーズ化したら、攻めの強引なHが定番で素敵かなー?2012/05/14
えさこ
2
ホント、タイトル通りの攻だなあ。後悔してるとか言いながら、やってはいけない事を繰り返してるし。正直好きになれないタイプ。事件の展開が途中で読めたのと、解決に至る道筋で都合良すぎと感じる場面がいくつかあって、内心でツッコミを入れながら読んでしまった。でも現相棒のオッサンに味がありすぎて、それで全てを許せたwむしろ彼を主役にした話が読みたいww2012/06/29
mayama@読書生活自由型
1
一度ならず二度までも・・・エゴイスティックの一言でくくっていいのかなー(笑)ちょっと反省しよう、な執着攻(後半に嫉妬深さ丸出しになってるあたりは楽しい)。小鈴(受)にも無自覚に好意があったのと彼が素直な男前だったのでどうにか・・・綺麗に二人がまとまってよかったです。事件の流れが純粋真っ直ぐ全てに厳しすぎた人が道を踏み外した感があってやるせない・・裁く側は罪を憎んでひとを憎まずな気持ちを持っててほしいかも、難しいけど。受の相棒で飄々とした深森さんが気になります。2012/06/24




