出版社内容情報
肝がん・胆道がん・膵がんの情報が1冊に
胆道がんや膵がん、肝がんは発見されたときにすでに進行していることが多いため、他のがんに比べて治療の選択肢が少ないとされてきました。しかし近年、新しい抗がん薬や分子標的薬が次々に登場し、治療成績は向上しています。
本書では肝がん・胆道がん・膵がんの検査や手術、化学療法、放射線療法、再発時の治療などについて、わかりやすいイラストとともに解説します。
膵臓に発生する腫瘍「膵神経内分泌腫瘍」「膵管内乳頭粘液性腫瘍」についてもとりあげています。
「国立がん研究センターのがんの本」シリーズの4冊と同時発行される新刊。
肝臓内に発生する原発性肝がん/肝炎ウイルスの持続感染から肝がんを発症/胆汁の通り道に発生する胆道がん/胆道疾患や生活習慣などが危険因子/膵がんの多くは膵管に発生/家族内に膵がんがいると高リスク
第1章 肝・胆・膵がんの検査と診断
第2章 肝がんの治療
第3章 胆道がんの治療
第4章 膵がんの治療
第5章 心のケアと療養のこと
島田和明[シマダカズアキ]
監修
奥坂拓志[オクサカタクジ]
監修
池田公史[イケダマサフミ]
監修
内容説明
肝がん・胆管がん・胆のうがん・膵がん、からだへの負担が軽い内視鏡検査、外科手術と再建術、化学療法、放射線治療などの最新情報。
目次
基礎知識
第1章 肝・胆・膵がんの検査と診断(よくみられる症状;肝がんの検査と診断の流れ ほか)
第2章 肝がんの治療(肝がんの治療法の選択;肝がん 手術療法 ほか)
第3章 胆道がんの治療(胆道がんの治療法の選択;胆道がん 黄疸への処置 ほか)
第4章 膵がんの治療(膵がんの治療法の選択;膵がん 手術療法 ほか)
第5章 心のケアと療養のこと(がんと診断されたら;家族はどのように向き合うか ほか)
著者等紹介
島田和明[シマダカズアキ]
国立がん研究センター中央病院副院長/肝胆膵外科科長。日本肝胆膵外科学会高度技能指導医、日本消化器外科指導医・専門医、消化器がん外科治療認定医。難治がんといわれる肝胆膵領域がんにおいて、内科や放射線診断科と連携し、患者さんへ安全性の高い治療を提供すべく研究を進めている
奥坂拓志[オクサカタクジ]
国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科科長。日本内科学会指導医・認定内科医、日本消化器病学会指導医・専門医、日本胆道学会指導医、日本膵臓学会指導医。専門は肝がん・胆道がん・膵がんの抗がん剤治療。他科と連携し、ラジオ波治療や放射線治療も行っている
池田公史[イケダマサフミ]
国立がん研究センター東病院肝胆膵内科科長。日本肝臓学会肝臓指導医・専門医、日本消化器病学会消化器病指導医・専門医、日本内科学会指導医・認定内科医、日本膵臓学会指導医。肝がん・胆道がん・膵がん、神経内分泌腫瘍などの標準的治療から、新規治療の開発まで携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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