出版社内容情報
社会の「呪い」を検証する
【社会の「呪い」を検証する】
ネットニュースやSNSで以下のようなメッセージを耳にしたことはないだろうか。
「日本はオワコン」「人生は幸せになるためにある」「やりたいことを仕事に」「資本主義ゲームや競争から降りよう」「この世は親ガチャで決まる運ゲー」
本書における“呪い”とは、このような気づかぬうちに私たちの思考と行動を縛り、時に重圧を与えてくる言葉を指す。しかし、全て“根拠のない思い込み”だとしたら、どうだろう。
人気サイエンスジャーナリスト・鈴木祐氏が、データ&エビデンスをもとに呪いの真偽を徹底検証! いま明かされる「あるべき論の偽り」とそれに踊らされる「人間心理のメカニズム」 。私たちは言葉とバイアスが作る“透明な牢獄”から抜け出せるか。
経済や幸福、働き方、遺伝と才能―現代人が信じ込んできた“正しさ”を、鈴木氏が鮮やかなまでに撃ち砕く。思い込みから脱し、真に自由になるための書がここに誕生。
<本書で検証する主な「呪い」>
・日本は、少子高齢化で未来がない
・人は幸せになるために生きている
・もう経済成長はいらない
・情熱を持って仕事に取り組め
・人生は遺伝で決まるetc.
【目次】
内容説明
努力せよ、幸せになれ、やりたいことを見つけよ―これは全部「呪い」である。私たちは言葉とバイアスが作る“透明な牢獄”から抜け出せるか。データ&エビデンスで解き明かす「あるべき論の偽り」とそれに踊らされる「人間心理のメカニズム」
目次
序章 「呪い」とは何か?
第1章 あなたの未来には、なんの希望もない
第2章 幸せにならなければ、生きる意味はない
第3章 競争から降りて、みんなで貧しくなろう
第4章 情熱のない人生は、無に等しい
第5章 人生は生まれで決まり、努力には意味がない
終章 なぜ人は人を呪うのか?
著者等紹介
鈴木祐[スズキユウ]
サイエンスジャーナリスト。1976年生まれ、慶應義塾大学SFC卒。16歳のころから年に5000本の科学論文を読み続けている、人呼んで「日本一の文献オタク」。大学卒業後、出版社勤務を経て独立。雑誌などに執筆するかたわら、海外の学者や専門医などを中心に約600人にインタビューを重ね、月に1冊のペースでブックライティングを手がける。現在まで手がけた書籍は100冊超。自身のブログ「パレオな男」で健康、心理、科学に関する最新の知見を紹介し続け、現在は月間250万PV。近年はヘルスケア企業を中心に、科学的なエビデンスの見分け方などを伝える講演も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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