出版社内容情報
「なぜか娘が離れていく」と悩むあなたへ
「なぜか娘から距離を置かれている」
「何を言っても反発され、どうしたらいいかわからない」
「娘のためによかれと思ってやっているのに」
新聞や雑誌の人生相談には、大人になった娘との関係に悩む母親の投稿がたくさん寄せられています。子育て後の母娘関係がうまくいかないケースは多く、娘目線の書籍は近年たくさん出版されています。
本書は、「大人になった娘が理解できない」と困っている母親に向けた本です。
著者はアドラー心理学の第一人者として、長年親子関係の問題に取り組んできました。アドラー心理学は「未来志向の心理学」といわれ、過去の原因追及やダメ出しをせず、現状を改善するための思考を重視します。著者は、読者が自分なりに精一杯がんばって子育てをしてきたことに共感を示しながら、豊富なカウンセリング体験や自身の体験をもとに、母娘関係の問題をやさしく紐解いていきます。
本書を読むと、今からできることがたくさんあることがわかります。ぜひ、娘との関係を改善させるヒントとして役立ててください。
内容説明
アドラー心理学の第一人者が贈る、娘との関係に悩む母親必読の書。なぜかうまくいかない母娘関係の処方せん。
目次
1章 母と娘に距離ができてしまうのはなぜ?(「毒親」という言葉に縛られていませんか?;残念な子育ての親子連鎖は卒業できる ほか)
2章 「不幸」な思いグセを持っていませんか?(物語ではなく、事実を見よう;相手に「共感」することで事実が見えやすくなる ほか)
3章 こじれた母娘の心理(親への復讐心は、家庭や会社でのトラブルも引き起こす;仕返しや恨みには際限がない ほか)
4章 嫌な親のもとで育った子どもはどうなるの?(独善的な親の子は恋愛・結婚面でどうなりやすい?;異性との接点が少ないため、接し方が極端になりやすい ほか)
5章 母と娘のQ&A(Q:つい子どもに対して「あんなに○○してあげたのに」と感じてしまいます…;Q:娘と距離が生まれて寂しく思っています。娘のしあわせをただただ願っているということを、どう伝えればいいでしょうか? ほか)
著者等紹介
岩井俊憲[イワイトシノリ]
有限会社ヒューマン・ギルド代表取締役。1947年、栃木県生まれ。早稲田大学卒業。外資系企業に勤務し、管理職を務めながら、1983年にアドラー心理学に出合い、以後40年ほど普及に尽力する。不登校、ひきこもりの子どもと家族のサポートに従事した後の1985年に有限会社ヒューマン・ギルドを設立。「勇気の伝道師」をライフワークとしており、カウンセリング、カウンセラー養成や公開講座を行うほか、企業・自治体・教育委員会・学校から招かれ、各種研修や講演を実施。函館大学・青森公立大学・複数の看護学校・早稲田大学エクステンションセンターの講師を歴任。2021年4月からは、ハリウッド大学院大学客員教授も担っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kanki
らむこ
The pen is mightier than the sword
しらたま
ゆう